iPad用Logic Proユーザガイド
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iPad用Logic ProのES2のグローバルパラメータ
グローバルパラメータは、ES2の全体的なサウンドと動作に作用します。
グローバルパラメータ
「Tune」ノブ/フィールド: 音源全体のピッチをセント単位で設定します。100セントが1半音に相当します。値が「0 c」(ゼロセント)であれば、中央のAキーが440 Hz(コンサートピッチ)になります。
「Glide」ノブ/フィールド: ノートのピッチが次のノートのピッチに滑らかに移行するときの時間を設定します。ES2のグライド時間を設定するを参照してください。
「Osc Start」ボタン: オシレータは、それぞれ思うままに発振させることも、ノートを叩くたびに各波形周期の位相位置をそろえて開始させることもできます。ボタンをタップして、波形の位相開始位置の動作を変更します。
Free: オシレータの初期位相は、再生されるノートごとにランダムな位置になります。これにより、より生き生きとしたサウンドが得られます。欠点は、ノートを再生するたびに出力レベルが異なるため、MIDIリージョンによりノートがトリガされる場合のように、演奏が毎回同じであっても、アタックフェーズが迫力に欠けるように聞こえる場合があることです。この設定が有用なのは、典型的なハードウェアアナログシンセサイザーのサウンドをエミュレートする場合です。
Soft: オシレータの初期位相は、再生されるノートごとにゼロクロッシングの位置で開始されます。これは、デジタルシンセサイザーの典型的な音響特性(および精度)を模倣しています。
Hard: オシレータの初期位相は、再生されるノートごとに波形周期の最大レベルで開始されます。この設定により得られるパンチ効果は、エンベロープ3のアタック時間パラメータを小さい値(非常に速い立ち上がり)に設定した場合にのみ聞くことができます。電子打楽器や荒いベース音を出したい場合に特におすすめします。
「Voices」ノブ/フィールド: 同時に再生できる最大ノート数を設定します。
「Unison」ボタン: 「unison」モードのオンとオフを切り替えます。ユニゾンとボイスを使用するを参照してください。
「Analog」ノブ/フィールド: ノブを回して、各ノートのピッチやフィルタカットオフ周波数をランダムに揺らします。ES2でアナログオシレータをデチューンするを参照してください。
「CBD」ノブ/フィールド: チューニングのずれたオシレータは、周期的に特定の周波数でぶつかり合ってうなりを生じます。「CBD」を使って、うなりの周波数を低いノートと高いノートの間に設定するか、一定のうなりを保ちます。
「Keyboard Mode」ボタン: ES2の動作をポリフォニック、モノフォニック、またはレガートに切り替えます。ES2のキーボードモードを設定するを参照してください。
「Bend Up/Dn」ノブ/フィールド: 上下方向のピッチベンド範囲を設定します。ES2のピッチベンド範囲を設定するを参照してください。