iPad用Logic Proユーザガイド
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iPad用Logic ProのModulator MIDIプラグインのエンベロープ
エンベロープパラメータ
オン/オフボタン: エンベロープのオン/オフを切り替えます。
「Trigger」ポップアップメニュー: LFOと受信メッセージのMIDIノートのどちらでエンベロープをトリガするかを指定します。
Single: すべてのノートが放されると、受信したメッセージの最初のMIDIノートによってエンベロープが再トリガされます。
注記: レガートに弾くとエンベロープがリセットされないので注意してください。
Multi: 受信したメッセージのMIDIノートごとにエンベロープが再トリガされます。
LFO: LFOがピーク値(正の値)に達するとエンベロープが再トリガされます。Modulator MIDIプラグインのLFOを参照してください。
注記: エンベロープの周期が終わりかけているときには、エンベロープは受信したLFOのトリガを無視します。
「Sync」ボタン: エンベロープをプロジェクトのグリッド値に同期させます。これによって、ADSRのそれぞれの値がプロジェクトの小節や拍などにスナップします。
「Delay」スライダ/フィールド: エンベロープの冒頭を遅らせます。値の範囲は0-10秒です。
「Attack」スライダ/フィールド: サスティンレベルに達するまでの時間を指定します。値の範囲は0-10秒です。
「Hold」スライダ/フィールド: サスティンのレベルと長さを設定します。値の範囲は0-10秒です。
「Release」スライダ/フィールド: サスティンが終わってから、エンベロープの値がゼロに下がるまでの時間を指定します。値の範囲は0-10秒です。
「Steps」スライダ/フィールド: エンベロープ周期のステップ数を指定します。デフォルトでは、エンベロープはコントローライベントの滑らかで連続した流れを生成しますが、このパラメータを使用すると、サンプル&ホールド回路の出力のような段階的なコントローラ信号を作成できます。手動ステップレートを設定すると、ステップ数を変更せずにエンベロープ時間を変えることができます。
「ENV to LFO Rate」ノブ/フィールド: LFOモジュレーションの最大量(LFOの深さ)を設定します。LFOレートは、「Attack」、「Hold」、および「Release」パラメータによってモジュレートできます(上記参照)。
「ENV to LFO Amp」ノブ/フィールド: LFO出力のモジュレーションの最大量を設定します。これを使うと、エンベロープと共にLFOをフェードインまたはフェードアウトできます。
エンベロープ出力パラメータ
「Output Level」ノブ: エンベロープの出力レベルを調整します。
「ENV To」ポップアップメニュー: エンベロープの出力先として、コンティニュアスコントローラ番号、アフタータッチ、またはピッチベンドを選択します。プラグインのパラメータを登録することもできます。
「Output Offset」スライダ: 出力先に合わせて出力を調整するための正または負のオフセットを設定します。
「MIDIチャンネル」ポップアップメニュー: MIDI出力チャンネルを選択します。
注記: これはLFOとエンベロープの両方に適用されます。
プラグインのパラメータにMIDIイベントを割り当てる
同じチャンネルストリップにあるプラグインにMIDIイベントを割り当てて送信できます。これによって、MIDI CCメッセージを使わずにパラメータを制御できます。
Logic Proで、「ENV To」ポップアップメニューから「Learn Plug-in Parameter」を選択します。
割り当て先のプラグインのパラメータをタップします。