iPad用Logic Proユーザガイド
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iPad用Logic ProのSculptureのエンベロープをループする
Sculptureのエンベロープは、ほかのエンベロープと同様に、ワンショットモードで実行できます(ノートが持続している間はエンベロープの各段階が経過します)。あるいは、LFOと同じように各フェーズを何度も動作したり、無限サイクルで動作したりすることもできます。これは、ループを使用することで実現できます。
「Sync」ボタンと「Free」ボタンを使用して、ループをプロジェクトテンポに自動的に同期させることができます。
どのループモードの場合でも、ループの開始位置とサスティンポイントとして設定したコントロールポイント間でループが繰り返されます。
「Sustain Mode」ポップアップメニューでの選択に応じて、ループの動作が以下のように変化します:
「Finish」に設定した場合には、エンベロープのすべての段階が完了しないうちにノートがリリースされた場合でも、エンベロープは先頭から末尾までワンショットモードで動作します。ほかのループパラメータは無効になります。
「Loop Forward」に設定した場合には、エンベロープはサスティンポイントまで動作したあと、ループポイントとサスティンポイントの間のセクションを周期的に繰り返します。この場合の方向は常に順方向です。
「Loop Backward」に設定した場合には、エンベロープはサスティンポイントまで動作したあと、サスティンポイントとループポイントの間のセクションを周期的に繰り返します。この場合の方向は常に逆方向になります。
「Loop Alternate」に設定した場合には、エンベロープはサスティンポイントまで動作したあと、ループポイントに戻って再度サスティンポイントに移動する動作を周期的に繰り返します。この場合には、逆方向と順方向が交互に繰り返されます。
注記: ループポイントとして設定したコントロールポイントがサスティンポイントの時間位置よりも後ろにある場合は、キーがリリースされたあとでループが開始されます。