iPad用Logic Proユーザガイド
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iPad用Logic Proのブラウザでサウンドを見つける
ブラウザで、キーワード、フィルタ、その他の検索条件を使って、サウンドライブラリでダウンロードされたコンテンツパックに含まれる音源とオーディオパッチ、Apple Loops、サンプルを素早く見つけることができます。
豊富な一連のフィルタを使って、ジャンル、音源、音楽のプロパティ、サウンドパックなどの条件に基づいて検索を絞り込むことができます。フィルタが適用されていない場合、フィルタの提案が、検索結果一覧の上に表示されます。フィルタをタップすると結果に適用され、一番上の行に移動します。一番下の行には、現在適用されているフィルタの組み合わせに基づいて、引き続きフィルタの提案が表示されます。
キーワードとフィルタの追加と削除を行うと、フィルタ条件に基づいて結果が自動的にアップデートされます。完全一致がリストの一番上に表示され、部分一致がその下に続きます。
「すべてのフィルタ」ウインドウで、さまざまなカテゴリに分類されたすべてのフィルタにアクセスできます。
高度なフィルタ
一部のフィルタには、探しているものを見つけるのに役立つ追加の機能があります。
一部のフィルタには「その他」ボタン があります。このボタンをタップすると、関連するサブフィルタのリストが表示され、さらに検索を絞り込むことができます。例えば、「ドラム」フィルタだけを使って、ドラム関連のすべてのサウンドを表示できます。ただし、サブフィルタメニューから「キック」や「ハイハット」などのドラムキットピースを選択して、それらのピースだけを表示することもできます。
「すべてのフィルタ」ウインドウのグループフィルタには、ポップアップメニューがあります。ここには、量や値など、ボタンの名前に関連する属性を記述するフィルタのリストが含まれます。例えば、ブラウザのループ表示で、「ミュージックプロパティ」カテゴリの「キー」グループフィルタをタップして、メニューから1つ以上のキーを選択すると、そのキーのループだけに絞り込んで検索することができます。グループフィルタをそれだけで使用することはできません。グループフィルタメニューのいずれかのオプションを選択する必要があります。
ペアになったフィルタには、2つの相互排他的なディスクリプタが含まれます(アナログ/デジタル、Cold/Warm、ブライト/ダークなど)。ディスクリプタのいずれかを選択した場合、もう1つのディスクリプタは除外されます。

ブラウザからパッチ、ループ、またはサンプルをプロジェクトに追加して、現在の作業に適したものを見つけたい場合、より似ている項目をブラウザで見つけることができます。フィルタを否定して、結果から特定の条件を除外することもできます。
キーワードで検索する
Logic Proのブラウザで、キーワードを使ってサウンドを検索することができます。音源パッチ、オーディオパッチ、ループ、サンプルのブラウザ表示で提案される検索結果には、フィルタ、および名前にキーワードを含むさまざまな項目が含まれます。
「検索」ボタンをタップしてから、検索フィールドに検索語を入力します。
検索フィールドの下のリストには、フィルタに一致する結果や検索語を含む素材が、入力と同時にアップデートされます。
以下のいずれかの操作を行います:
画面上のキーボードで「検索」をタップするか、リストの上部で「名前に次を含む」をタップします。
検索語がフィルタ名に完全一致すると、そのフィルタが検索結果に適用されます。
一致した結果のいずれかをタップします。
一致したパッチ、ループ、またはサンプルの左側にある「プレビュー」ボタンをタップするとプレビューが再生されます。
パッチ、ループ、またはサンプルの名前をタッチして押さえたまま、プロジェクトにドラッグします。
フィルタを使用する
音源パッチ、オーディオパッチ、ループ、サンプルのブラウザ表示で結果をフィルタリングできます。有効なフィルタがない場合、フィルタの提案が、検索結果一覧の上に表示されます。フィルタを適用すると、一番上の行に有効なフィルタが表示されます。一番下の行には、有効なフィルタに基づいて、引き続きフィルタの提案が表示されます。
ブラウザで、以下のいずれかの操作を行います:
フィルタを適用する: 検索結果リストの上にある1つ以上のフィルタをタップします。
フィルタを消去する: フィルタ名の横にある「消去」ボタン
をタップします。
すべての検索条件を消去する: 「すべてを消去」ボタンをタップします。
すべてのフィルタを表示する
「すべてのフィルタ」ボタン
をタップします。
「すべてのフィルタ」ウインドウが開きます。
「すべてのフィルタ」ウインドウで複数のフィルタをタップし、検索を絞り込みます。
有効なフィルタをタップして、検索条件から削除します。
終了したら、「完了」をタップするか、「すべてのフィルタ」ウインドウの外側の任意の場所をタップします。
特定のサウンドパックから素材を表示する
サウンドライブラリにサウンドパックをダウンロードしたあと、1つ以上のサウンドパックの素材を表示するように、ブラウザでフィルタを設定できます。
ブラウザの「すべてのフィルタ」ボタン
をタップします。
「すべてのフィルタ」ウインドウの「サウンドパック」カテゴリで、結果に表示したいサウンドパックのフィルタをタップします。
すべてのサウンドパックのフィルタを表示するには、右側にある開閉用矢印をタップします。
ブラウザで似ている一致を見つける
音源パッチ、オーディオパッチ、Apple Loops、サンプルのブラウザで似ている一致を見つけることができます。
ブラウザで、結果リストの項目をタップして選択します。
ブラウザの下部にある「その他」ボタンをタップしてから、「似たものを探す」をタップします。
プロジェクトで似ている一致を見つける
プロジェクトで使用する音源パッチ、オーディオパッチ、Apple Loops、サンプルの似ている一致を見つけることができます。
Logic Proで、以下のいずれかの操作を行います:
似ている音源パッチまたはオーディオパッチを見つける: 選択したトラックのトラックヘッダをタップしてから、メニューで「似たものを探す」をタップします。
似ているApple Loopsまたはサンプルを見つける: Apple Loopまたはサンプルを含むリージョンまたはセルを選択してタップします。メニューで、「ブラウザ」をタップしてから、「似たものを探す」をタップします。
対応する表示でブラウザが開き、結果がフィルタリングされて似ている素材が表示されます。
ブラウザで元の検索条件を呼び出す
フィルタの組み合わせを使ってブラウザで項目を見つけ、それをプロジェクトに追加した場合、それを見つけるのに使った元の検索条件を呼び出すことができます。
Logic Proで、以下のいずれかの操作を行います:
ブラウザから追加された音源パッチまたはオーディオパッチの場合: トラックのトラックヘッダをタップして、もう一度タップしてから、「オリジナルの検索を表示」をタップします。
ブラウザから追加されたApple Loopsまたはサンプルの場合: Apple Loopまたはサンプルを含むリージョンまたはセルを選択してタップし、「ブラウザ」をタップしてから、「オリジナルの検索を表示」をタップします。
よく使うパッチ、Apple Loops、サンプルを保存して素早くアクセスできるようにする
よく使うパッチ、Apple Loops、サンプルを「よく使う項目」に保存すれば、ブラウザで素早く表示できるようになります。この機能は、定期的に使用するコレクションを編集するのに最適です。よく使う項目はプロジェクトの進行に合わせて置き換えたり追加したりできます。
ブラウザでパッチ、Apple Loop、サンプルをよく使う項目に追加するには、左にゆっくりドラッグしてから、「よく使う項目」ボタン
をタップします。
1回のジェスチャでよく使う項目を追加するには、左端までスワイプします。
よく使う項目を保存すると、ブラウザで項目の右側によく使う項目アイコンが表示されます。
よく使う項目を素早く表示するには、ブラウザの一番上の表示で「よく使う項目」をタップします。
検索条件を否定する
フィルタと一致を否定して、似ている一致が結果から除外されるようにすることができます。例えば、検索条件がジャンル「ヒップホップ」、ディスクリプタ「Aggressive」、音源「ドラム」を結果に含むようにフィルタリングされるとします。「ドラム」のフィルタを否定すると、結果は「ヒップホップ」と「Aggressive」に一致しますが、「ドラム」に一致するものはすべて除外されます。同様に、特定の一致に似ている一致を結果リストから除外できます。
ブラウザで、以下のいずれかの操作を行います:
フィルタを否定する: 有効なフィルタの名前をタップして、NOT演算子をタップします。
結果リストで一致を否定します: 結果リストで一致を1つタップして選択し、ブラウザの下部の「その他」ボタン
をタップしてから、「似ていないものを探す」をタップします。
フィルタ名に取り消し線が追加され、否定されたことが示されます。設定されたフィルタの否定を解除するには、フィルタをタップしてから、メニューで名前をタップします。