iPad用Logic Proユーザガイド
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iPad用Logic Proでオーディオリージョンの元のテンポを変更する
リージョンインスペクタの「元のテンポ」フィールドには、オーディオファイルの録音時のテンポが表示されます。これは読み取り専用の値で、オーディオApple Loops用に変更することはできません。標準的なオーディオファイルであれば、パラメータの値を変更して、オーディオファイルの再生速度を変えることができます。ただし、この変更が適用されるのは、オーディオファイルのリージョンインスペクタで「Flexとフォロー」がオンになっていて、トラックインスペクタで「Flex」がオンになっている場合のみです。
例えば、プロジェクトテンポが120 bpmに設定されている場合、オーディオファイルを録音すると、「元のテンポ」の値が120になります。プロジェクトテンポを60 bpmに変更すると、オーディオファイルは半分の速度で再生されます(トラックインスペクタの「Flex」パラメータとリージョンインスペクタの「Flexとフォロー」パラメータがオンの場合)。「元のテンポ」パラメータの値を120から60に変更すると、オーディオファイルは元のテンポで再生されます。
オーディオリージョンの「元のテンポ」の値を設定する
トラック領域またはオーディオエディタで1つまたは複数のオーディオリージョンを選択します。
表示コントロールバーの左側にある「インスペクタ」ボタン をタップするか、外付けキーボードのIキーを押して、リージョンインスペクタを開きます。
「一般」開閉用三角矢印をタップして、「一般」パラメータを表示します。
「元のテンポ」フィールドをタップして数字入力ダイアログを開き、数値を入力します。
注記: 編集したテンポ変更が適用されるのは、オーディオファイルのリージョンインスペクタで「Flexとフォロー」がオンになっていて、トラックインスペクタで「Flex」がオンになっている場合のみです。