iPad用Logic Proユーザガイド
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iPad用Logic ProのVintage Clavのその他のパラメータ
「Misc」のパラメータは、ポリフォニーやキーボード応答といったVintage Clavのコア要素に影響を与えます。
「Misc」パラメータ
「PB Range」ノブ/フィールド: ピッチベンドの範囲を半音単位で指定します。MIDIキーボードのピッチベンドホイールを使って、ピッチベンドを調整します。
「Voices」ポップアップメニュー: 同時に再生できるボイスの最大数を選択します。このパラメータを小さくすると、Vintage Clavの同時発音数は制限されますが、処理負荷は軽減されます。モノフォニック設定には2種類あります: 「mono」と「legato」です。どちらの設定でも、Vintage Clav演奏時に使用できるボイスは1つだけです。
mono: キーを押すたびにVintage Clavのボイスがトリガされます。
legato: ノートをレガートで演奏している間はVintage Clavのサウンド加工処理がトリガされず、ピッチのみが変化します。ノートをスタッカートで演奏すると、すべてのサウンド加工処理を伴ったVintage Clavのボイスがトリガされます。
「Velo Curve」ポップアップメニュー: 演奏スタイルや選択したモデルに合わせて、プリセットされている9種類のベロシティカーブのいずれかを選択してください。用意されているベロシティカーブは、「Fix 25%」、「Fix 50%」、「Fix 75%」、「Fix 100%」、「Convex 1」、「Convex 2」、「Linear」(デフォルト)、「Concave 1」、および「Concave 2」の9つです。
固定(Fix)カーブ: これらのカーブは直線で、固定のダイナミックレンジは25%、50%、75%、100% です。
凸(Convex)曲線: これらの曲線では、キーボードの音域の中央オクターブでの動的応答性が強くなります。
凹(Concave)曲線: これらの曲線では、キーボードの音域の中央オクターブでの動的応答性が弱くなります。
「Damper Control」ポップアップメニュー: 「Damper」パラメータの制御に使用するMIDIコントローラ(MIDIベロシティまたはアフタータッチ)を選択します。「Off」を選択すると、ダンピングのMIDI制御が無効になります。
「Ctrl Num」ポップアップメニュー: 手動ワウエフェクトコントロールとして使用するMIDIコントローラを選択します。この種の操作によく使われるものに、エクスプレッションペダルなどのMIDIフットコントローラがありますが、任意のコントローラを割り当てることができます。また、MIDIベロシティやアフタータッチメッセージを使用してワウエフェクトを制御することもできます。「Off」を選択すると、MIDIコントロールが無効になります。
「-Learn MIDI-」メニュー項目を選択すると、最初に受信した適切なMIDIデータメッセージにパラメータが自動的に割り当てられ、MIDIキーボード上でコントローラが動きます。「Learn」モードは20秒でタイムアウトになります。20秒以内にMIDIメッセージを受信しなかった場合、パラメータのMIDIコントローラアサインメントは元に戻ります。
注記: 内蔵のエンベロープフォロワー機能(「オートワウ」)とマニュアルコントローラの両方で、同時にワウエフェクトを制御できます。この場合、エンベロープフォロワーとマニュアルコントローラのコントローライベントがミックスされます。