iPad用Logic Proユーザガイド
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- Logic Proとは
- 作業領域
- 機能ボタンを操作する
- 数値を調整する
- iPad用Logic Proで編集を取り消す/やり直す
- Logic Proのサブスクリプションを開始する
- ヘルプを見つける方法
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- アレンジの概要
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- リージョンの概要
- リージョンを選択する
- リージョンをカット、コピー、およびペーストする
- リージョンを移動する
- リージョン間のギャップを削除する
- リージョンの再生をディレイする
- リージョンをトリムする
- リージョンをループさせる
- リージョンを繰り返す
- リージョンをミュートする
- リージョンを分割および結合する
- リージョンをストレッチする
- ノートピッチ別にMIDIリージョンを分離する
- リージョンを所定の場所にバウンスする
- オーディオリージョンのゲインを変更する
- iPad用Logic Proのトラック領域でオーディオリージョンをノーマライズする
- トラック領域でリージョンを作成する
- MIDIリージョンをSession Playerリージョンまたはパターンリージョンに変換する
- iPad用Logic ProでMIDIリージョンをSession Playerリージョンで置き換える
- リージョン名を変更する
- リージョンのカラーを変更する
- リージョンを削除する
- オーディオリージョンにフェードを作成する
- Stem Splitterを使ってボーカルや楽器のステムを抽出する
- フェーダーを使ってミキシング機能にアクセスする
- 著作権
iPad用Logic Proで相対エンコーダ割り当ての動作を編集する
MIDIコントローラは、相対エンコーダを使用して、時計回りに回したときに受信した値だけ現在の値を増加させ、反時計回りに回したときに受信した値だけ現在の値を減少させることを指示するメッセージを送信します。
ノブのメカニズムとしてエンドレスロータリーエンコーダを使用するMIDIコントローラは、複数の動作モードに対応することがよくあります。一部のコントローラはカスタマイズに対応しているので、エンドレスエンコーダでは相対チェンジメッセージまたは絶対値メッセージのどちらも送信できます。「MIDI動作」ポップアップメニューの「相対(エンコーダノブ)」オプションは、相対チェンジメッセージを送信するエンコーダに対応するために設計されています。
注記: デバイスの動作について詳しくは、製造元が提供するユーザガイド、またはコントローラ用の編集ソフトウェアを確認してください。
MIDI
「フォーマット」ポップアップメニュー: ほとんどの相対エンコーダは、標準のMIDIコントロールチェンジ(CC)メッセージを使用します。ただし、MIDI CC値は0~127の範囲でのみ指定されるので、これらのデバイスは負の数値を表現するためにカスタムの数値エンコーディングを使用します。Logic Proでは、それらの自動的な検出が試みられます。コントローラの割り当て済みのノブを回しても期待通りに動作しない場合は、別のフォーマットを選択すると問題が解決することがあります。以下のいずれかを選択できます:
2の補数: MIDI値1は+1、MIDI値127は-1と解釈されます。
1の補数: MIDI値1は+1、MIDI値126は-1と解釈されます。
サインマグニチュード: MIDI値1は+1、MIDI値65は-1と解釈されます。
Logic Pro
「範囲」フィールド: Logic Proでのパラメータの範囲の最小値と最大値を入力します。MIDI CCメッセージの解釈された値によって、この範囲にわたってステップごとにLogic Proパラメータが調整されます。
「グローバル分解能を使用」スイッチと「グローバル分解能」フィールド: 相対コントロールの分解能を参照してください。
トリガ: エンコーダを動かすことにより、キーボードショートカットがトリガされます。この設定は、オン/オフを切り替えるキーボードショートカット(再生やカウントインなど)にMIDIデバイスのエンコーダを割り当てる際に使用できます。