
MainStageのES2のベクトルエンベロープを使用する
ベクトルエンベロープは、マルチポイントで、ループに対応したモジュレーションソースです。三角領域およびプレーナーパッド内のポインタの動きをリアルタイムで制御します。ベクトルエンベロープは、モジュレーションルーターと領域を共有しています。
演奏されるボイスごとに独立したベクトルエンベロープがあり、キーを押す(MIDIノートオンメッセージが生じる)たびにトリガがかかり、エンベロープの先頭から制御が始まります。
ベクトルエンベロープ(およびプレーナーパッドと三角領域)の概念は難しく思えるかもしれませんが、実際に使ってみると使いやすい機能であることが分かるでしょう。これらの機能をほかの合成オプションと組み合わせることで、真に個性的で、文字通り感動的なサウンドを作成できます。

MainStageで、ベクトルエンベロープを有効にするには、「Solo Point」ボタンをオフにします。
ベクトルエンベロープを無効にするには、「Solo Point」ボタンをオンにします。
「Solo Point」がオンの場合、現在選択している三角領域やプレーナーパッドの、現在選択しているカーソル位置のみが有効になります。
MainStageで、「Vector Mode」ポップアップメニューを使用して、ベクトルエンベロープターゲットを設定します。
MainStageで、ベクトルエンベロープ内をControlキーを押しながらクリックすると、さまざまなコマンドと機能が含まれたショートカットメニューが表示されます。
いずれかのメニュー項目を選択して、操作を実行します。
ES2のベクトルエンベロープのショートカットメニューを参照してください。