
MainStageのAlchemyのワイドユニゾンモード
ソースセクションは詳細表示でのみ表示されます。詳細表示に切り替えるには、「Advanced」ボタンをクリックします。その後、「A」、「B」、「C」、または「D」ボタンをクリックして、編集するソースを選択します。
このセクションのパラメータは、ソースサブページで「VA」(Virtual Analog: バーチャルアナログ)ボタンを選択したときに表示されます。
Alchemyのワイドユニゾンモードは、オシレータのパンとデチューンのオプションを提供し、VAソースの聴感上の広がりを大きくします。
ワイドユニゾンモードをオンにするには、「Wave」ポップアップメニューの下部にある「Wide Unison」項目を選択します。
重要: 「File」>「Initialize Preset」と選択すると、ワイドユニゾンモードが自動的にオンになります。
既存のすべてのプリセットとパッチは、古い非ワイドモードで読み込まれます。新しく初期化された設定やアップデートされた工場出荷時のコンテンツでは、ワイドモードがオンになっています。

ワイドユニゾンモードのパラメータ
ワイドユニゾンモードにおけるソースの「Pan」と「Detune」ノブの動作は、このセクションで説明する通りです。
「Pan」ノブ: ステレオフィールド内でのオシレータ出力の位置を設定します。このパラメータの動作は、オシレータがソースに追加されると変化します。奇数のオシレータ(中央にパンされたオシレータを除く)はすべて、オシレータの数を増やすといっぱいにパンされます。
1つのオシレータ: 中央にパン
2つのオシレータ: 左/右いっぱいにパン
3つのオシレーター: 1つのオシレータは中央に配置され、ほかの2つのオシレータは左右いっぱいにパンされます
4つのオシレータ: Cをフルデチューン(2半音アップ/ダウン)で演奏するとき、BbとDbは共に右いっぱいにパンされ、残りの2つのオシレータは左いっぱいにパンされます
「Amount」ノブ: ワイドモードのオシレータのボイス間のデチューン量を設定します。オシレータのピッチ(半音単位)は、最大値と最小値の間で線形に広がります。
注記: 「Detune」ノブのスケールは線形ではありません。値が中央位置に近くなるほど、小さい増分で調整できます。値が中央位置から遠くなるほど、調整が粗くなります。
「Detune」値が100%のとき、各側で2半音のアップ/ダウンに対応します
「Detune」値が50%のとき、各側で1半音のアップ/ダウンに対応します