MainStageユーザガイド
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- 「編集」モードの概要
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- チャンネルストリップの概要
- チャンネルストリップを追加する
- チャンネルストリップ設定を変更する
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- シグナルフローチャンネルストリップを表示する
- メトロノームチャンネルストリップを非表示にする
- チャンネルストリップのエイリアスを作成する
- パッチバスを追加する
- チャンネルストリップのパンまたはバランス位置を設定する
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- チャンネルストリップをミュートする/ソロにする
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- チャンネルストリップ設定を選択する
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- チャンネルストリップのカラーを変更する
- チャンネルストリップのアイコンを変更する
- チャンネルストリップでフィードバック保護を使用する
- ソフトウェア音源チャンネルストリップのキーボード入力を設定する
- 個別のソフトウェア音源をトランスポーズする
- MIDIメッセージをフィルタリングする
- チャンネルストリップのベロシティをスケーリングする
- Hermode Tuningを無視するようにチャンネルストリップを設定する
- コンサートレベルおよびセットレベルのキー範囲を上書きする
- チャンネルストリップインスペクタでチャンネルストリップにテキストノートを追加する
- オーディオをセンドエフェクト経由でルーティングする
- グラフを操作する
- コントローラのトランスフォームを作成する
- 複数のコンサートでパッチやセットを共有する
- コンサートのオーディオ出力を録音する
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- 著作権
MainStageのAlchemyのエフェクトの概要
エフェクトモジュールはブラウズ表示または詳細表示でのみ表示されます。「Browse」または「Advanced」ボタンをクリックしてどちらかの表示に切り替えてから、「Perform/Arp/Effects」セクションの「Effects」ボタンをクリックします。
Alchemyのエフェクトセクションにはパワフルなマルチエフェクトプロセッサが備わっており、次の5つの独立したエフェクトラックがあります: 「Main」、「A」、「B」、「C」、「D」。各ラックにはエフェクトのチェーンを挿入できます。信号は各ラックの一番上から一番下へ、挿入されたエフェクトを通っていきます。各ラック内のエフェクトの順序を変えると、得られるサウンドが変わります。
個々のソース(ソースフィルタを使用している場合はその適用後)は「A/B/C/D」のラックに送ることができます。MainStageのAlchemyのソースマスターコントロールおよびMainStageのAlchemyのソースフィルタを参照してください。
メインフィルタはそれぞれ「Main/A/B/C/D」のラックに送ることができます。MainStageのAlchemyのメインフィルタコントロールを参照してください。
エフェクトセクションからの出力はメインまたはソースフィルタモジュールからのドライの出力信号とミックスされてからAlchemyのメイン出力に送られます。
各エフェクトラックに読み込まれたエフェクトごとに、対応するコントロールパネルが右側の領域に表示されます。選択したラックの上から下への順序は、コントロールパネル領域では左から右へと表示されます。グレイのスクロールバーをドラッグして、コントロールパネル領域に表示されていないエフェクトユニットまたはパラメータを表示します。
エフェクトコントロールパネルには、そのエフェクトに固有のボタン、ノブ、ディスプレイ、メニュー、フィールドがさまざまな組み合わせで表示されます。また、多くのエフェクトコントロールパネルには「File」ボタンがあり、このボタンをクリックすると、「Load」、「Save」、「Copy」、「Paste」、および「Clear」コマンドを備えたポップアップメニューが開きます。これらのメニューコマンドは、個々のエフェクトの設定に適用されます。
注記: プラグインコントロールパネルのメニューで使用できる「Clear」コマンドはエフェクトのデフォルト設定を回復します。これはエフェクトをBypassしたり、エフェクトラックから削除したりするものではありません。
個々のエフェクトパラメータについては、関連するセクションを参照してください。
Alchemyのエフェクトラックのパラメータ
「Main/A/B/C/D」ラックボタン: 「Main」を使用して、弦楽器サウンド全体のグローバルなエフェクト設定を表示および設定します。「A」、「B」、「C」、「D」のいずれかを使用して、個々のソースまたはメインフィルタから送られる独立したエフェクトチェーンを設定します。メインフィルタの出力と個々のソースの出力の両方を同じエフェクトラックに送ることもできます。
エフェクトのオン/オフボタン: 選択したエフェクトラックの中で各エフェクトスロットをBypassするか有効にするかを切り替えます。
エフェクトスロット: ポップアップメニューからエフェクトタイプを読み込みます。「None」を選択すると、エフェクトが削除されます。エフェクト名をドラッグして別のスロットに移動します。
エフェクトを挿入すると、新しいエフェクトスロットが自動的に作成されます。
すでにエフェクトが入っているスロットに新たにエフェクトを挿入すると、既存のエフェクトが置き換えられます。
ポップアップメニューから「None」を選択すると、エフェクトが削除されます。スロットはBypassされるだけで、削除されるわけではありません。
挿入したエフェクトの名前を別のスロットにドラッグするとスロットが移動します。目的のスロットにエフェクトを挿入すると、先行するエフェクトまたは後続のエフェクトがリストの上下に移動し、エフェクトチェーンの順序が保たれます。
「File」ポップアップメニュー: 選択したエフェクトラック(Main/A/B/C/D)に使用できるいくつかのコマンドを備えたポップアップメニューが開きます。コマンドはすべてのラックに同時には適用されません。
「Load」、「Save」、「Copy」、「Paste」コマンドは選択したエフェクトラックのコンテンツ全体と、読み込んだ各エフェクトの設定に適用されます。
「Clear」コマンドは、選択したエフェクトラックに読み込まれたすべてのエフェクトを削除します。
「Randomize」コマンドは、選択したエフェクトラックに現在読み込まれているすべてのエフェクトの設定をランダマイズします。
スクロールバー: 上下にドラッグすると、現在は表示されていないエフェクトラックのスロットが表示されます。スクロールバーは、割り当てられたスロットの数がエフェクトラックの表示領域を超過した場合にのみ表示されます。