MainStageユーザガイド
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- MIDIメッセージをフィルタリングする
- チャンネルストリップのベロシティをスケーリングする
- Hermode Tuningを無視するようにチャンネルストリップを設定する
- コンサートレベルおよびセットレベルのキー範囲を上書きする
- チャンネルストリップインスペクタでチャンネルストリップにテキストノートを追加する
- オーディオをセンドエフェクト経由でルーティングする
- グラフを操作する
- コントローラのトランスフォームを作成する
- 複数のコンサートでパッチやセットを共有する
- コンサートのオーディオ出力を録音する
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MainStageのSpectral Gateを使う
Spectral Gateの操作を理解するには、まずドラムループから始めてみるのが良い方法です。「Center Freq.」を最小値(20 Hz)に、「Bandwidth」を最大値(20,000 Hz)に設定して、周波数帯全体を処理します。「Super Energy」ノブと「Sub Energy」ノブを片方ずつ上げてみて、続いてさまざまなしきい値設定を試してみましょう。これにより、しきい値レベルが異なるとどのように「Super Energy」と「Sub Energy」のサウンドに影響するかを把握できます。好みのサウンドや使えそうなサウンドが手に入った場合は、「Bandwidth」パラメータを大幅に狭め、「Center Freq.」を徐々に上げ、続いて「Low Level」スライダと「High Level」スライダを使ってオリジナルの信号から高音と低音を適量ミックスします。「Speed」設定が低い場合は、「CF Modulation」スライダまたは「BW Modulation」スライダを上げます。
Spectral Gateを使ってみる
MainStageで、「Center Freq.」および「Bandwidth」ノブを回して、処理する周波数帯を設定します。
グラフィックディスプレイには、この2つのパラメータが指定する帯域が表示されます。
「Threshold」スライダをドラッグして、適切なレベルに設定します。
しきい値レベルよりも高い、または低い入力信号は、すべて上下の周波数帯に分割されます。
「Super Energy」ノブを回してしきい値を超える周波数のレベルを調節し、「Sub Energy」ノブを回してしきい値未満の周波数のレベルを調節します。
「Low Level」スライダと「High Level」スライダをドラッグして、指定の周波数帯にない周波数と処理済み信号とをミックスします。
「Low Level」スライダを使って、指定の周波数帯を下回る周波数と処理済み信号とをミックスします。
「High Level」スライダを使って、指定の周波数帯を上回る周波数と処理済み信号とをミックスします。
「Speed」、「CF Modulation」、および「BW Modulation」スライダをドラッグして、指定した周波数帯をモジュレートします。
「Speed」スライダを使うと、モジュレーション周波数を指定できます。
「CF Modulation」スライダを使うと、中心周波数のモジュレーションの強さを指定できます。
「BW Modulation」スライダを使うと、帯域幅モジュレーションの量を調節できます。
「Gain」スライダをドラッグすると、処理済み信号の最終出力レベルを調整できます。