
Mac用Logic ProのRetro Synthのウェーブテーブルメニューを使う
Retro Synthのウェーブテーブルメニューを使用して、カスタムのウェーブテーブルを作成および管理できます。
ウェーブテーブルメニュー
Create Wavetable from Audiofile: カスタムのウェーブテーブルとして使用するオーディオファイルを選択するためのファイルブラウザを開きます。
Save Wavetable as: カスタムのウェーブテーブルに名前を付けて保存するためのファイルブラウザを開きます。
Delete Selected User Wavetable: 読み込まれているユーザのウェーブテーブルを削除します。
Custom Wavetable: カスタムのウェーブテーブルをメモリに読み込みます。このウェーブテーブルと付属のウェーブテーブルは切り替えることができます。
「App Wavetables」ポップアップメニュー: 付属のウェーブテーブルを読み込みます。付属のウェーブテーブルとカスタムのウェーブテーブルは切り替えることができます。
Reverse Wavetable Order: 読み込まれているウェーブテーブルを逆順で演奏します。例えば、10個の波形を含むウェーブテーブルを逆順にすると、波形10から1の順で演奏されます。
Retro Synthでカスタムのウェーブテーブルを作成する
一定のピッチの1つ以上のセクションを含むカスタムのウェーブテーブルを、オーディオファイルから作成することができます。複数のセクションが使われる部分は、無音のセクションがその輪郭を描きます。
セクション内の音色変化は、調整可能なパラメータによって自動的に検出され、音色が変化するたびにウェーブテーブルのエントリーが追加されます。非常に高速で変化すると予測できない結果となる可能性があるため、セクション内での音色変化の速度は制限してください。
可能な場合、ソースのオーディオファイルを作成するときは、ピッチが一定の複数のオーディオセクションを使用してください。ピッチが一定のファイルでは、セクション間に無音を挿入する必要はありません。
Logic ProのRetro Synthで、「Table」モードを開き、ウェーブテーブルポップアップメニューから「Create Wavetable from Audiofile」を選択します。
注記: 使用するオーディオファイルを「Shape 1」ノブにドラッグすることもできます。
ファイルブラウザで、オーディオファイルを選択します。
プラグインウインドウの左下隅にある開閉用矢印ボタンをクリックして拡張パラメータを表示し、「Audio File Analysis」ポップアップメニューから項目を選択します。
このパラメータで、連続するオーディオセクション内での検出感度を変更します。オーディオ素材に最適なアルゴリズムを選択してください。
ウェーブテーブルポップアップメニューから「Save Wavetable as」を選択してから、ファイルブラウザで新しいウェーブテーブルに名前を付けます。
新しいウェーブテーブル名がウェーブテーブルポップアップメニューに表示されます。名前を選択すると読み込まれます。