
Mac用Logic Proの「オーディオ」の「一般」プロジェクト設定
「オーディオ」の「一般」プロジェクト設定は、「Mac用Logic Pro」のオーディオ関連の動作を設定するときに使用します。

「サンプルレート」ポップアップメニュー: プロジェクトのサンプルレートを選択します。
Logic Proの新規インストールの場合、または設定をリセットした場合のデフォルトのサンプルレートは48 kHzです。
「空間オーディオ」ポップアップメニュー: 「ドルビーアトモス」を選択すると、「Stereo Output」に設定されているすべてのチャンネルが自動的に「サラウンド」に設定されます。
Apple Loops: 「高品質」チェックボックス: Logic Pro X 10.4で採用された、音質が向上する新しいApple Loops再生アルゴリズムを有効にします。旧バージョンのLogic Proで作成したプロジェクトを開いたときは、元のサウンドを保持するためにこの設定の選択は解除されます。
「詳細」設定で「すべての機能を有効にする」が選択されている場合は、以下の設定が表示されます:
「サラウンドフォーマット」ポップアップメニュー: プロジェクトのサラウンドフォーマットを選択します。サラウンドフォーマットについて詳しくは、サラウンドフォーマットの概要を参照してください。
Quadraphonic
LCR(Pro Logic)
5.1(ITU 775)
6.1(ES/EX)
7.1
7.1(SDDS)
5.1.2
5.1.4
7.1.2
7.1.4
「Pan Law」ポップアップメニュー: 「Pan Law」は、センターと左右の間にパンしたときの信号レベルを変化させ、ステレオフィールド全体でパンしたときに安定したレベルになるようにします。次のオプションから選択できます:
0 dB: パンノブをセンター、左または右いっぱいに設定すると、トラックの信号はレベルを変えることなく出力チャンネルにルーティングされます。信号をセンターにパンすると、左または右いっぱいにパンした信号より大きく聞こえることがあります。
-3 dB: センターにパンすると、トラックの信号は-3 dBレベルを下げて、左右の出力チャンネルにルーティングされます。パンノブを左または右いっぱいに移動すると、信号はレベルを変えることなく左または右の出力チャンネルにルーティングされます。
-3 dB補正: センターにパンすると、トラックの信号は同じレベルで左右の出力チャンネルにルーティングされます。パンノブを左または右いっぱいに移動すると、信号は+3 dBレベルを上げて左または右の出力チャンネルにルーティングされます。
-4.5 dB: センターにパンすると、トラックの信号は-4.5 dBレベルを下げて、左右の出力チャンネルにルーティングされます。パンノブを左または右いっぱいに移動すると、信号はレベルを変えることなく左または右の出力チャンネルにルーティングされます。
-4.5 dB補正: センターにパンすると、トラックの信号は同じレベルで左右の出力チャンネルにルーティングされます。パンノブを左または右いっぱいに移動すると、信号は+4.5 dBレベルを上げて左または右の出力チャンネルにルーティングされます。
-6 dB: センターにパンすると、トラックの信号は-6 dBレベルを下げて、左右の出力チャンネルにルーティングされます。パンノブを左または右いっぱいに移動すると、信号はレベルを変えることなく左または右の出力チャンネルにルーティングされます。
-6 dB補正: センターにパンすると、トラックの信号は同じレベルで左右の出力チャンネルにルーティングされます。パンノブを左または右いっぱいに移動すると、信号は+6 dBレベルを上げて左または右の出力チャンネルにルーティングされます。
「“Pan Law”補正をステレオバランサに適用」チェックボックス: 「Pan Law」ポップアップメニューから選択したPan Law補正をステレオバランスコントロールに適用します。ステレオバランスコントロールについて詳しくは、チャンネルストリップのパンまたはバランス位置を設定するを参照してください。