Mac用Logic Proユーザガイド
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Mac用Logic Proの3Dオブジェクトパンナーの概要
ドルビーアトモスを使用した空間オーディオをミックスするときに3Dオブジェクトパンナーを使うと、オブジェクトトラックのモノラルおよびステレオの出力信号を3D空間に配置できます。3Dオブジェクトパンナーをチャンネルストリップの出力スロットに表示するには、プロジェクトを空間オーディオ用に設定する必要があります。
注記: オブジェクトトラックのオーディオ出力はドルビーアトモスプラグインの118個のオブジェクト入力のいずれかに直接ルーティングされますが、3Dオブジェクトパンナーで信号をトラック上に配置すると、パンメタデータが作成されます。これは、ドルビーアトモスプラグインで対応する同じオブジェクト入力に送信され、オーディオ信号とは別に保存されます。
3Dオブジェクトパンナーコントロール
チャンネルストリップとトラックヘッダにある3Dオブジェクトパンナーのパンコントロールには、サラウンドパンナーのような円形ではなく、四角形があります。トラックがオブジェクトトラックであることを視覚的に示しているのはこの形のみです。緑色のパンパック(サラウンドパンナーに似ています)には平面上の位置が表示され、コントロール内のパックをドラッグして位置を調整できます。チャンネルストリップに追加のエレベーションスライダが表示され、3D空間内での信号の垂直方向の位置を調整できます。

チャンネルストリップで3Dオブジェクトパンナーに切り替える
チャンネルストリップでサラウンドパンナーを3Dオブジェクトパンナーに変更すると、そのトラックがベッドトラックからオブジェクトトラックに変更されます。
注記: モノラルトラックとステレオトラック(サラウンドトラック以外)はオブジェクトトラックにすることができます。
Logic Proで、プロジェクトがドルビーアトモスのプロジェクトに設定されていることを確認します。
以下のいずれかの操作を行います:
チャンネルストリップの出力スロットをクリックして、ショートカットメニューから「3Dオブジェクトパンナー」を選択します。
Controlキーを押しながら「サラウンドパンナー」コントロールをクリックし、ショートカットメニューから「3Dオブジェクトパンナー」を選択します。
出力スロットのラベルが「サラウンド」から「オブジェクト」に変わります。

3Dオブジェクトパンナーコントロールを調整する
チャンネルストリップまたはトラックヘッダの3Dオブジェクトパンナーコントロールを使用して、オブジェクトトラックのパン位置の基本的な調整ができます。
Logic Proで、以下のいずれかの操作を行います:
パンニング面のパンパックをドラッグし、信号の位置を調整します。
Optionキーを押しながらパンニング面をクリックすると、パンパックがセンターフロントの位置にリセットされます。
3Dオブジェクトパンナーをサラウンドパンナーに変更する
パンコントロールを3Dオブジェクトパンナーからサラウンドパンナーに変更すると、トラックがオブジェクトトラックからベッドトラックに変更されます。
Logic Proのチャンネルストリップで、以下のいずれかの操作を行います:
Controlキーを押しながら3Dオブジェクトパンナーコントロールをクリックし、「パン」を選択します。
出力スロットをクリックし、「パン」または「出力」>「サラウンド」と選択します。
注記: 出力スロットに「サラウンド」と表示されると、そのトラックの信号はドルビーアトモスプラグインのサラウンドベッドにルーティングされ、ベッドトラックになります。