
Motionの3D空間内で2Dテキストをアニメートする
2Dテキストには固有の3Dパラメータは含まれていませんが、3D空間で2Dテキストレイヤーを移動および回転させることができます。「シミュレーション」ビヘイビアも、それぞれのX平面およびY平面からZ空間(奥行き)に移動するテキスト文字に影響を及ぼします。さらに、スプラインパス上のテキストも3D空間で操作できます。
「テキスト」インスペクタの「レイアウト」パネルで「カメラに向ける」チェックボックスを選択すると、カメラまたはテキストが回転したときに、テキスト文字がアクティブにカメラの方を向きます。
ヒント: 3Dプロジェクトで特にカメラの近くを移動する2Dまたは3Dテキストを操作する場合、書き出す前に「表示」ポップアップメニューまたは「表示」プルダウンメニューの「レンダリング品質」を「最適」に設定してください(「表示」>「レンダリング品質」>「最適」と選択)。プロジェクトでの作業時は「標準」に設定してください。「最適」モードを使うと、プロジェクトの応答速度が大幅に遅くなります。「書き出し」ウインドウの「レンダリング」パネルにあるポップアップメニューを使って、書き出し時の「レンダリング品質」を設定することもできます。
Motionの3Dエフェクトについて詳しくは、3D合成の概要を参照してください。本当の(飛び出した)3Dテキストの使い方について詳しくは、3Dテキストの概要を参照してください。
シミュレーションビヘイビアを使ってほかのオブジェクトとテキストを対話させる
テキストが3Dグループのメンバーである場合は、一部のビヘイビアを適用すると、テキストをX平面およびY平面から引き出すことができます。
テキストのほかに1つ以上のオブジェクト(シェイプなど)が含まれているMotionプロジェクトで、テキスト以外のオブジェクトを選択します。
「インスペクタ」の「情報」パネルでオブジェクトのZ位置を調整し、オブジェクトとテキストがZ空間でオフセットされるようにします。
プロジェクト内のテキストに「シミュレーション」ビヘイビアカテゴリの「周回」ビヘイビアを適用します。
「レイヤー」リストから、Z空間でオフセットされているオブジェクトを「ビヘイビア」インスペクタの「オブジェクト」ウェルにドラッグします。
デフォルトでは、X空間とY空間でテキストがオブジェクトの周囲を(1つのオブジェクトとして)周回します。
「ビヘイビア」インスペクタで、「サブオブジェクトに適用」を選択し、Zをクリックします。
プロジェクトを再生すると、テキスト文字がX、Y、およびZの各空間のターゲットオブジェクトの周りを回転します。
3Dについて詳しくは、3D合成の概要を参照してください。
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