Motionのエフェクト、トランジション、タイトル、またはジェネレータのテンプレートで、公開するパラメータが含まれているイメージレイヤー、フィルタ、またはビヘイビアを選択します。
選択した項目の「インスペクタ」で、以下のいずれかの操作を行います:
- パラメータのアニメーションメニュー（ポインタをパラメータ行の右端に合わせたときに表示される下向きの矢印）をクリックして、「公開」を選択します。
  注記: 公開したいパラメータが表示されない場合は、ポインタをパラメータグループ行の右側に合わせて、「表示」をクリックします。
- Controlキーを押しながらパラメータの名前をクリックして、ショートカットメニューで「公開」を選択します。
テンプレートを保存します。

変更したエフェクト、トランジション、タイトル、またはジェネレータをFinal Cut Proタイムライン内のクリップに適用すると、公開したパラメータコントロールがFinal Cut Proのインスペクタに表示され、調整できる状態になります。

合成パラメータ（サブパラメータがネストされているパラメータ）のコントロールを公開する

Motionのテンプレートプロジェクトで、公開する合成パラメータ（「回転」など）が含まれているイメージレイヤーまたはエフェクトオブジェクトを選択します。
選択した項目の「インスペクタ」を開きます。
合成パラメータを折り畳んだ状態（開閉用三角ボタンでサブパラメータを隠した状態）でFinal Cut Proに公開する場合は、パラメータの開閉用三角ボタンが閉じていることを確認してください。
合成パラメータを展開された状態（開閉用三角ボタンが開いていてサブパラメータが展開されている状態）で公開する場合は、パラメータの開閉用三角ボタンが開いていることを確認してください。
以下のいずれかの操作を行います:
- Controlキーを押しながらパラメータの名前をクリックして、ショートカットメニューで「公開」を選択します。
- パラメータのアニメーションメニュー（ポインタをパラメータ行の右側に合わせたときに表示される下向きの矢印）をクリックして、「公開」を選択します。
テンプレートを保存します。
パラメータとそのサブパラメータのコントロールが公開されます。変更したエフェクトをFinal Cut Proのクリップに適用すると、合成パラメータは公開したときの状態（折り畳んだ状態または展開された状態）を維持します。期待した結果ではない場合は、Final Cut Proのインスペクタで開閉用三角ボタンをクリックして、サブパラメータを手動で展開するか折り畳みます。
注記: サブパラメータのあるパラメータの例として、「調整」（X、Y、およびZ値を含む）と「シアー」（X値とY値を含む）があります。

合成パラメータのサブパラメータのコントロールを公開する

合成パラメータの特定のサブパラメータを公開することもできます。これは、Final Cut Proプロジェクトでの編集者によるエフェクトのパラメータの制御を制限する場合に適した方法です。

Motionのテンプレートプロジェクトで、公開するサブパラメータが含まれているイメージレイヤーまたはエフェクトオブジェクトを選択します。
その項目の「インスペクタ」で、合成パラメータの開閉用三角ボタンをクリックしてサブパラメータを表示します。
公開する各パラメータに対して、以下のいずれかの操作を行います:
- パラメータのアニメーションメニュー（ポインタをパラメータ行の右側に合わせたときに表示される下向きの矢印）をクリックして、「公開」を選択します。
- Controlキーを押しながらパラメータの名前をクリックして、ショートカットメニューで「公開」を選択します。
テンプレートを保存します。
サブパラメータのコントロールが公開されます。変更したエフェクトをFinal Cut Proでクリップに適用すると、サブパラメータがFinal Cut Proのインスペクタに表示されます。

フィルタまたはビヘイビアのアクティブ化チェックボックスを公開する

フィルタまたはビヘイビアのアクティブ化チェックボックスを公開すると、Final Cut Proのユーザがエフェクトのオン/オフをすばやく切り替えられるようになります。

Motionのテンプレートプロジェクトで、アクティブ化チェックボックスを公開したいフィルタまたはビヘイビアを選択します。
「ビヘイビア」または「フィルタ」インスペクタで以下のいずれかの操作を行います:
- ビヘイビアまたはフィルタの見出し行で、アニメーションメニュー（ポインタを行の右側に合わせたときに表示される下向きの矢印）をクリックして、「公開」を選択します。
- Controlキーを押しながらビヘイビアまたはフィルタの名前をクリックして、ショートカットメニューで「公開」を選択します。
  注記: 青色のアクティブ化チェックボックスのみを公開し、ビヘイビアまたはフィルタのコントロールグループのほかのパラメータは公開しない場合は、チェックボックスのみが公開されます。
テンプレートを保存します。
変更したエフェクトをFinal Cut Proのクリップに適用すると、公開されたフィルタまたはビヘイビアの名前が付いたチェックボックスがFinal Cut Proのインスペクタに表示されます。チェックボックスの選択を解除すると、そのフィルタまたはビヘイビア（その構成パラメータを含む）のエフェクトが無効になります。

リグコントロール（ウィジェット）を公開する

Motionでテンプレートにリグを追加して、リグのウィジェットコントロールに特定のパラメータを割り当てます。
リグの構築、ウィジェットの作成、およびパラメータの割り当てについて詳しくは、リグの概要を参照してください。
リグを選択し、「リグ」インスペクタで以下のいずれかの操作を行います:
- 「チェックボックス」、「ポップアップ」、または「スライダ」ウィジェットで、アニメーションメニュー（ポインタをウィジェットのパラメータ行の右側に合わせたときに表示される下向きの矢印）をクリックし、ショートカットメニューから「公開」を選択します。
- Controlキーを押しながら「チェックボックス」、「ポップアップ」、または「スライダ」パラメータ名をクリックしてから、ショートカットメニューで「公開」を選択します。
テンプレートを保存します。
変更したエフェクト、トランジション、タイトル、またはジェネレータをFinal Cut Proタイムライン内のクリップに適用すると、公開したリグコントロールがFinal Cut Proのインスペクタに表示されます。

グラデーションエディタのコントロールを公開する

Motionのテンプレートプロジェクトで、公開するグラデーションエディタが含まれているイメージレイヤーまたはエフェクトオブジェクトを選択します。
項目の「インスペクタ」で、Controlキーを押したまま「グラデーション」パラメータをクリックして、ショートカットメニューから「公開」を選択します。
テンプレートを保存します。
変更したエフェクト、トランジション、タイトル、またはジェネレータをFinal Cut Proタイムライン内のクリップに適用すると、グラデーションエディタのコントロールがFinal Cut Proのインスペクタに表示されます。

フィルタのオンスクリーンコントロールを公開する

Final Cut ProのユーザがFinal Cut Proのビューアでハンドルをドラッグしてフィルタを調整できるようにするには、フィルタのオンスクリーンコントロールを公開します。

Motionのテンプレートプロジェクトで、フィルタオブジェクトを選択します。
「フィルタ」インスペクタで、「OSCを公開」チェックボックスを選択します。
テンプレートを保存します。

変更したエフェクト、トランジション、タイトル、またはジェネレータをFinal Cut Proタイムライン内のクリップに適用すると、フィルタのオンスクリーンコントロールがFinal Cut Proのビューアに表示されます。

注記: オンスクリーンコントロールを公開しても、「インスペクタ」内の対応する数値コントロールは公開されません。「インスペクタ」のパラメータコントロールは個別に公開する必要があります。パラメータコントロールを公開するを参照してください。

フィルタのオンスクリーンコントロールについて詳しくは、Motionのキャンバスでフィルタを調整するおよびFinal Cut Pro向けにMotionのフィルタコントロールを公開するを参照してください。

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MotionからFinal Cut Proにコントロールを公開する

パラメータコントロールを公開する