MainStageユーザガイド
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- 「編集」モードの概要
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- チャンネルストリップの概要
- チャンネルストリップを追加する
- チャンネルストリップ設定を変更する
- チャンネルストリップのコンポーネントを設定する
- シグナル・フロー・チャンネル・ストリップを表示する
- メトロノームチャンネルストリップを非表示にする
- チャンネルストリップのエイリアスを作成する
- パッチバスを追加する
- チャンネルストリップのパンまたはバランス位置を設定する
- チャンネルストリップのボリュームレベルを設定する
- チャンネルストリップをミュートする/ソロにする
- マルチ音源出力を使用する
- 外部MIDI音源を使用する
- チャンネルストリップを並べ替える
- チャンネルストリップを削除する
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- 「チャンネル・ストリップ・インスペクタ」の概要
- チャンネルストリップ設定を選択する
- チャンネルストリップの名前を変更する
- チャンネルストリップのカラーを変更する
- チャンネルストリップのアイコンを変更する
- チャンネルストリップでフィードバック保護を使用する
- ソフトウェア音源チャンネルストリップのキーボード入力を設定する
- 個別のソフトウェア音源をトランスポーズする
- MIDIメッセージをフィルタリングする
- チャンネルストリップのベロシティをスケーリングする
- Hermode Tuningを無視するようにチャンネルストリップを設定する
- コンサートレベルおよびセットレベルのキー範囲を上書きする
- チャンネル・ストリップ・インスペクタでチャンネルストリップにテキストノートを追加する
- オーディオをセンドエフェクト経由でルーティングする
- グラフを操作する
- コントローラのトランスフォームを作成する
- 複数のコンサートでパッチやセットを共有する
- コンサートのオーディオ出力を録音する
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MainStageのVintage B3のマスターコントロールとクリックコントロール
マスターのパラメータ
「Tune」ノブ/フィールド: Vintage B3のチューニングをセント単位で調節します。1セントは半音の1/100に相当します。値が「0 c」(ゼロセント)であれば、中央のAキーが440 Hz(コンサートピッチ)になります。
「Volume」ノブ/フィールド: 全体の出力レベルを設定します。 パチパチという雑音やデジタルディストーション(歪み)が聞こえる場合は、「Volume」ノブの値を低めにしてください。すべてのレジスタを最大レベルにしたり、いくつもの音を一度に弾いたり、ディストーションエフェクトを適用したりすると、ボリュームレベルが0 dBを超えてしまいます。
「Expression」ノブ/フィールド: 接続されたエクスプレッションペダルの感度を設定します(MIDIキーボードにエクスプレッションまたは割り当て可能なコントローラ入力が備わっている場合)。多くのオルガン奏者が、エクスプレッション(ボリューム)ペダルをリズミカルかつ広範に使用するスタイルを取り入れています。エクスプレッションのコントロールは、プリアンプにより音色が変化するという実機のB3の特性をエミュレートするためにも利用できます。この場合、低音域や高音域は、中音域ほど強くは抑制されません。マスターキーボードは、ペダルを操作したときに、11番のMIDIコントロール・チェンジ・メッセージを送信するように設定してください。Vintage B3では、デフォルトでエクスプレッションにCC #11が使用されます。
クリックのパラメータ
クリックの詳細コントロールは「Expert」ウインドウにあります。Vintage B3のコンディションコントロールを参照してください。
「Key On/Off」ノブ/フィールド: ノートオン/ノートオフ時に聞こえるキークリック音のボリュームを設定します。
「Pedal」ノブ/フィールド: ペダルレジスタのノートオン/ノートオフ時に聞こえるキークリック音のボリュームを設定します。
「Velocity」ノブ/フィールド: クリックパラメータのベロシティ感度を設定します。