MainStageユーザガイド
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MainStageのRetro Synth Tableのオシレータ
シンセサイザーオシレータは、1つ以上の波形を生成する場合に使用されます。波形を選択して基本的な音色を決め、ピッチを調節したあと、オシレータ間の相対レベルを設定します。その後、一方(または両方)のオシレータの信号は、シンセサイザーエンジン内の加工、処理、操作用セクションに送信されます。フィルタコントロール、アンプ/エフェクトコントロール, モジュレーション、およびグローバル/コントローラ設定のセクションを参照してください。
ウェーブテーブル合成は、持続的に変化するテクスチャやそれよりもさらに試験的なサウンドの作成に役立ちます。パッド、ベース、およびサウンドエフェクトの生成に最適なオシレータです。ウェーブテーブル合成はクリーンなトーンですが、適切なフィルタ・タイプと組み合わせれば温かみのあるサウンドにもできます。
Retro Synthでは、独自のカスタムのウェーブテーブルを作成することもできます。
Tableのオシレータパラメータ
「Shape 1/Shape 2」ノブ: ノブを回して、デジウェーブと呼ばれる100種類の波形を選択します。デジウェーブは、さまざまなサウンドおよび音源のアタックトランジェントの非常に短いサンプルです。カスタムのウェーブテーブルで波形を選択することもできます。
ウェーブテーブルポップアップメニュー: ウェーブテーブルを選択するか、読み込まれているウェーブテーブルの順序を逆転させるか、カスタムウェーブテーブルを作成、保存、または削除します。MainStageのRetro Synthのウェーブテーブルメニューを使うを参照してください。
「Shape/Formant」ボタン: 形状とフォルマントのモードを切り替えます。
「Shape」モード: 「Shape」の各ノブを使って、デフォルトまたはカスタムのウェーブテーブルから波形を選択します。
「Formant」モード: 「Shape Modulation」ノブを使用して、「Shape」の各ノブを使って選択されているアクティブな波形のフォルマントスペクトル(周波数が固定された一連のピーク)を伸ばしたり縮めたりします。これは、グラニュラ合成における粒子の圧縮に似ています。
「Shape Modulation」ノブ: 「Shape」モードのときは、モジュレーションのソースを選択し、モジュレーションの強さを設定します。「Formant」モードのときは、アクティブな波形のフォルマントスペクトルを伸ばしたり縮めたりします。中心(オフ)に設定すると、すべての波形のシェイプモジュレーションとLFOエンベロープまたはフィルタエンベロープが無効になります。
このパラメータは、「Wave Variation (Formant)」のリアルタイムのモジュレーションターゲットとしても使用できます。Retro Synthのグローバル/コントローラ設定を参照してください。
「Vibrato」ノブ: 回して、ビブラート(ピッチモジュレーション)の量を設定します。
「Semitones」ノブ: 回して、オシレータ2のピッチを ±2オクターブの範囲で半音単位で設定します。
「Cents」ノブ: 回して、オシレータ2の周波数をセント単位で微調整します(1セントは半音の100分の1です)。
「Mix」スライダ: ドラッグして、2つのオシレータ(「Shape 1」と「Shape 2」)間のクロスフェード(相対レベル)を設定します。