
Logic ProでのJLCooper CS-32 MiniDeskのポット
CS-32 MiniDeskのポットはモーター駆動式ではないため、ピックアップモードが使用されます(「コントロールサーフェス」設定で「ピックアップモード」を有効にした場合)。ピックアップモードでは、コントローラが現在の値に達する(ピックアップする)まで値は変化しません。これによって、オートメーションの再生時にパラメータ値が突然変わるのを防ぐことができます。
ポットの現在の値は「NULL」の矢印LEDで確認できます。
ポットの値が現在の値より大きい場合は上向きの矢印が点灯します。
ポットの値が現在の値より小さい場合は下向きの矢印が点灯します。
ポットの値が現在の値に達すると両方の矢印のLEDが点灯します。
ポットには3つの動作モードがあり、それぞれにサブモード1つずつあります。
音源編集モード: 「F8」を押すと、音源編集モードが有効になります(ディスプレイに「In」と表示されます)。ポットを使って、ソフトウェア音源のパラメータを調節できます。「SHIFT」を押しながら操作すると(ディスプレイに「b1」~「b9」と表示されます)、パラメータバンク(ページ)を切り替えることができます。(Logic ProでのJLCooper CS-32 MiniDeskのカーソルコントロールを参照してください。)
エフェクト編集モード: 「F9」を押すと、エフェクト編集モードが有効になります(ディスプレイに「P1」~「P9」と表示されます)。ポットを使って、現在選択しているインサートスロットのエフェクトのパラメータを調節できます。「SHIFT」を押しながら操作すると(ディスプレイに「b1」~「b9」と表示されます)、インサートスロットおよびパラメータバンク(ページ)を切り替えることができます。(Logic ProでのJLCooper CS-32 MiniDeskのカーソルコントロールを参照してください。)
パン/センドモード: 「F7」を押すと、パン/センドモードが有効になります(ディスプレイに「PA」と表示されます)。ポットを使って、以下のチャンネルパラメータを調節できます:
コントロール | アサイン | ||||||||||
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SEND A/P1 | 選択したチャンネルのセンド1のレベルを調節します。 | ||||||||||
SEND B/P2 | 選択したチャンネルのセンド2のレベルを調節します。 | ||||||||||
PAN/P3 | 選択したチャンネルのパンを調節します。 | ||||||||||
SEND C/P4 | 選択したチャンネルのセンド3のレベルを調節します。 | ||||||||||
SEND D/P5 | 選択したチャンネルのセンド4のレベルを調節します。 | ||||||||||
SEND E/P6 | 選択したチャンネルのセンド5のレベルを調節します。 |
「SHIFT」を押しながらポットを使うと(ディスプレイに「AS」と表示されます)、以下の機能を実行できます:
コントロール | アサイン | ||||||||||
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SEND A/P1 | 選択したチャンネルのセンド1の出力先(バス)をアサインします。 | ||||||||||
SEND B/P2 | 選択したチャンネルのセンド2の出力先をアサインします。 | ||||||||||
PAN/P3 | 選択したチャンネルの入力形式をアサインします。 | ||||||||||
SEND C/P4 | 選択したチャンネルのセンド3の出力先をアサインします。 | ||||||||||
SEND D/P5 | 選択したチャンネルのセンド4の出力先をアサインします。 | ||||||||||
SEND E/P6 | 選択したチャンネルのセンド5の出力先をアサインします。 |