Logic ProでのMackie ControlのV-Pot
V-Potはロータリーエンコーダで、ボタンが一体化されています(エンコーダの上部を押し下げるとボタンを押したことになります)。V-Potを使って、チャンネルのセンドレベルとパン/バランス(チャンネルビューの場合)を調整したり、エフェクトや音源プラグインのパラメータを調整したりできます。メニューをスクロールしたり、プラグインやソフトウェア音源などの項目を選択したり、センド先を選択したりする場合にも、V-Potを使用できます。V-Potを速く回すほど、値の変動やメニューのスクロール速度などが速くなります。
各V-Potの上部はプッシュボタンになっていて、通常はデフォルトのパラメータ値を設定する(パラメータに3つ以上の値がある場合)か、2つのパラメータ値(オン/オフ)を切り替えるために使用します。このボタンを使って、V-Potで選択した機能を有効にすることもできます。例えば、V-Potを回して、チャンネルのインサートスロットのいずれかで使用するエフェクトプラグインのリストをスクロールできます。目的のプラグインがメインLCDに表示されたら、V-Potの上部を押してエフェクトの選択を確定します。エフェクトが挿入され、プラグインウインドウが開きます。このボタンは特殊なアサインモードへの切り替えにも使用されることがあります。
(プラグインなどの)値や名前が事前選択されているものの、確定されておらず挿入されていない場合、その値(または名前)は、V-Potを押すまでメインLCD上で点滅します。
V-Potで調整しているパラメータの現在の値がメインLEDに(「Name/Value」での設定に応じて)表示され、V-Potの周囲のLEDリングでも示されます。LEDリングでのパラメータ値の表示方法は、表示されているパラメータのタイプによって異なります。
高分解能(微調整)モードの対象となるパラメータの場合は、「CMD/ALT」ボタンを押したままにするとV-Potが高分解能モードに切り替わります。
「OPTION」ボタンを押したままV-Potを回すと、パラメータが最小値、デフォルト値、最大値に切り替わります。