iPhoneの「拡大鏡」を使って周りのテキストを検出して読み上げる
目が見えないまたは見えづらい方は、拡大鏡アプリを使い、iPhoneのカメラを近くのテキストに向けて、それを読み上げることができます。特定のテキストを指差しても読み上げることができます。
重要: 危険性の高い状況、緊急事態、危害を加えられたり負傷したりする可能性のある状況で検出モードに頼ったり、ナビゲーション目的で検出モードを使用したりするのはおやめください。テキストの検出と指差し読み上げを使用できない言語もあります。
![拡大鏡アプリ。台所電化製品のテキストを指さしていることを検出中です。](https://help.apple.com/assets/67104C956810595555038D9A/67104C9D2EEB5C79B1030278/ja_JP/e3eff0b0343380c6a36fbcbd31089d6b.png)
カメラの枠内にあるテキストを検出して読み上げる
拡大鏡アプリを使い、iPhoneカメラの視野内にあるテキストを検出して、それを読み上げることができます。
iPhoneで拡大鏡アプリ
を開きます。
をタップして検出モードを開始します。
が見つからない場合は、このオプションを追加できます。コントロールをカスタマイズするを参照してください。
をタッチして押さえたままにしてから、「テキスト」が選択されていることを確認します。
背面カメラが周りのテキストを検出できるようにiPhoneの位置を合わせます。
読み上げのフィードバックが聞こえない場合は、消音モードがオンになっていないことを確認してください。音量を調整するを参照してください。
一時的に検出を停止するには、2本指で画面をダブルタップします。もう一度2本指でダブルタップすると、検出が再開されます。検出モードを停止するには、
をタップします。
iPhone 16モデルをお使いで、Apple Intelligenceがオンになっている場合は、「カメラコントロールでビジュアルインテリジェンス」を使用して、周囲にあるテキストを利用できます。「カメラコントロールでビジュアルインテリジェンス」を使用するを参照してください。
テキストを指差して読み上げる
拡大鏡アプリを使い、近くのテキストを指差して、それをiPhoneで読み上げることができます。これは、食料品店のセルフレジのデジタル画面のほか、家電やATMのダイヤル、ボタン、キーパッドなど、テキストラベルがあるものを操作する必要がある場合に特に便利なことがあります。
iPhoneで拡大鏡アプリ
を開きます。
をタップして検出モードを開始します。
が見つからない場合は、このオプションを追加できます。コントロールをカスタマイズするを参照してください。
をタッチして押さえたままにしてから、「指差し読み上げ」が選択されていることを確認します。
背面カメラがテキストを検出できるようにiPhoneの位置を合わせてから、読み上げるテキストを指差して識別します。
音や読み上げのフィードバックが聞こえない場合は、消音モードがオンになっていないことを確認してください。音量を調整するを参照してください。
一時的に検出を停止するには、2本指で画面をダブルタップします。もう一度2本指でダブルタップすると、検出が再開されます。検出モードを停止するには、
をタップします。
テキストの検出と指差し読み上げの設定をカスタマイズする
iPhoneで拡大鏡アプリ
を開きます。
をタップしてから、「検出」をタップします。他の言語のテキストを検出するには、「言語を検出」をオンにします。
「テキスト」または「指差し読み上げ」をタップしてから、以下のいずれかをカスタマイズします:
検出のフィードバック: 「ラベル」と「読み上げ」を好きな組み合わせでオンにできます。「指差し読み上げ」の場合、「音」と「触覚」のフィードバックもオンにできます。
位置情報: 「指差し読み上げ」の場合は、「下」(指先の下にあるテキストを読む場合)または「上」(指の真上にあるテキストを読む場合)をタップします。
自動フラッシュライト: テキストを検出するには周囲が暗すぎる場合は、「拡大鏡」にフラッシュライトを10秒間点灯させます。
境界線とカラー: 「指差し読み上げ」の場合は、指を差しているテキストの輪郭を選択したカラーで表示できます。
「拡大鏡」のライブレンズに戻るには、
をタップし、それをもう一度タップしてから、「完了」をタップします。
「テキストの検出」と「指差し読み上げ」はVoiceOverで動作します。VoiceOverをオンにして練習するを参照してください。