iPad用Logic Proユーザガイド
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- アレンジの概要
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- リージョンの概要
- リージョンを選択する
- リージョンをカット、コピー、およびペーストする
- リージョンを移動する
- リージョン間のギャップを削除する
- リージョンの再生をディレイする
- リージョンをトリムする
- リージョンをループさせる
- リージョンを繰り返す
- リージョンをミュートする
- リージョンを分割および結合する
- リージョンをストレッチする
- ノートピッチ別にMIDIリージョンを分離する
- リージョンを所定の場所にバウンスする
- オーディオリージョンのゲインを変更する
- トラック領域でリージョンを作成する
- MIDIリージョンをSession Playerリージョンまたはパターンリージョンに変換する
- リージョン名を変更する
- リージョンのカラーを変更する
- リージョンを削除する
- オーディオリージョンにフェードを作成する
- Stem Splitterを使ってボーカルや楽器のステムを抽出する
- フェーダーを使ってミキシング機能にアクセスする
- 著作権
iPad用Logic ProのAlchemyのコントロール
Alchemyには、8つのノブ、2つのXYパッド、合計16のコントロールのためのADSRエンベロープノブ一式があります。これらは、プリセットやパッチを読み込むときに、異なるパラメータをモジュレートするように自動的に割り当てられます。
ほかにはトランスフォームパッドがあり、これを使用するとPerformanceコントロール設定のスナップショット間でモーフィングが行われます。すべてのPerformanceコントロールはLogic Proでオートメーションターゲットとして利用できます。
また、MIDIモジュレーションホイールデータ、ノートベロシティ、またはアフタータッチに対する応答は、プリセットやパッチによって異なります。
Performanceコントロール
Performanceコントロールは主要なサウンドのパラメータの値を変更するカスタムコントロールセットです。
搭載のサウンドライブラリを見てみると、多くのプリセットでPerformanceコントロールのレイアウトが似通っていることが分かります。
トランスフォームパッド: フレームボックスを別の位置にドラッグすると、リアルタイムで演奏スナップショットどうしをモーフィングできます。スナップショットのボックスをタップしてそのスナップショットに切り替えることもできます。
Performanceコントロールのノブがアップデートされ、関連するパラメータをモジュレートします。
コントロールノブ: サウンドの主な特性に素早くアクセスできます。
ノブ1とノブ5: 多くの場合、ディレイ(1)とリバーブ(5)のレベルに使用します。ほかのエフェクトを使用している場合、ほかのエフェクトパラメータをここで使用できます。
ノブ2とノブ6: 多くの場合、フィルタのカットオフとレゾナンスに使用します。
ノブ3とノブ7: 多くの場合、LFOまたはアルペジエータパラメータが割り当てられたプリセットのリズムまたは動きを制御するために使用します。
ノブ4とノブ8: 多くの場合、音色、ピッチ、またはその他のサウンドソースパラメータに使用します。
XYパッド1: 一般に、(最大4つの)ソース間のモーフィングに使用します。灰色のコントロールポイントをドラッグすると、2つのパラメータが同時にモジュレートされます。
XYパッド2: 追加のモーフィングまたはエフェクトパラメータの制御や、特定のプリセットに固有の機能のために使用できます。灰色のコントロールポイントをドラッグすると、2つのパラメータが同時にモジュレートされます。
エンベロープノブ: 通常、ほとんどのプリセットで振幅を制御しますが、他のサウンドエンジンパラメータにも影響を与えることがあります。
「Attack」ノブ: 「AHDSR1」のアタック時間を設定するか、割り当てたパラメータの値を調整します。
「Decay」ノブ: 「AHDSR1」のディケイ時間を設定するか、割り当てたパラメータの値を調整します。
「Sustain」ノブ: 「AHDSR1」のサスティンレベルを設定するか、割り当てたパラメータの値を調整します。
「Release」ノブ: 「AHDSR1」のリリース時間を設定するか、割り当てたパラメータの値を調整します。