iPad用Logic Proユーザガイド
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- アレンジの概要
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- リージョンの概要
- リージョンを選択する
- リージョンをカット、コピー、およびペーストする
- リージョンを移動する
- リージョン間のギャップを削除する
- リージョンの再生をディレイする
- リージョンをトリムする
- リージョンをループさせる
- リージョンを繰り返す
- リージョンをミュートする
- リージョンを分割および結合する
- リージョンをストレッチする
- ノートピッチ別にMIDIリージョンを分離する
- リージョンを所定の場所にバウンスする
- オーディオリージョンのゲインを変更する
- トラック領域でリージョンを作成する
- MIDIリージョンをSession Playerリージョンまたはパターンリージョンに変換する
- リージョン名を変更する
- リージョンのカラーを変更する
- リージョンを削除する
- オーディオリージョンにフェードを作成する
- Stem Splitterを使ってボーカルや楽器のステムを抽出する
- フェーダーを使ってミキシング機能にアクセスする
- 著作権
iPad用Logic Proでオーディオリージョンにフェードを作成する
インスペクタの「フェード開始」および「フェード終了」パラメータを使って、オーディオリージョン(オーディオApple Loopsを含む)の開始部分をフェードイン、終了部分をフェードアウトすることができます。フェードは、オーディオリージョンの波形が見える程度に拡大した場合にトラック領域に表示されます。
フェードの長さ、フェードカーブの形状、フェードのタイプを編集できます。また、「スタイル」設定の「速度アップ」(フェードイン)および「速度ダウン」(フェードアウト)でフェードの再生速度を編集することもできます。
オーディオリージョンにフェードインを作成する
Logic Proで、1つまたは複数のオーディオリージョンを選択します。
「インスペクタ」ボタン をタップしてインスペクタを開きます。
「フェード開始」開閉用三角ボタンをタップして、フェードインのリージョンパラメータを表示します。
注記: フェードインの「タイム」の値はミリ秒単位で表され、最大のフェード時間は99,999ミリ秒(ほぼ100秒)です。
「スタイル」メニューをタップしてから、「フェードイン」(標準速度)または「速度アップ」(速度アップ効果)を選択します。
フェードの長さを設定するには、以下のいずれかの操作を行います:
「タイム」の値を上下にドラッグしてフェードの長さを編集します。
「タイム」の値をタップしてから、数字入力ダイアログで、「下げる」および「上げる」ボタン、スクロールホイール、またはテンキーを使って値を編集します。
以下のいずれかの操作を行ってフェードカーブの形状を設定します:
「カーブ」の値を上下にドラッグしてフェードカーブを編集します。
「カーブ」の値をタップしてから、数字入力ダイアログで、「下げる」および「上げる」ボタン、スクロールホイール、またはテンキーを使って値を編集します。
オーディオリージョンにフェードアウトを作成する
iPad用Logic Proで、1つまたは複数のオーディオリージョンを選択します。
「インスペクタ」ボタン をタップしてインスペクタを開きます。
「フェード終了」開閉用三角ボタンをタップして、フェードアウトのリージョンパラメータを表示します。
注記: フェードアウトの「タイム」の値はミリ秒単位で表され、最大のフェード時間は99,999ミリ秒(ほぼ100秒)です。
「スタイル」メニューをタップしてから、「フェードアウト」(標準速度)または「速度ダウン」(速度ダウン効果)を選択します。
フェードの長さを設定するには、以下のいずれかの操作を行います:
「タイム」の値を上下にドラッグしてフェードの長さを編集します。
「タイム」の値をタップしてから、数字入力ダイアログで、「下げる」および「上げる」ボタン、スクロールホイール、またはテンキーを使って値を編集します。
「タイプ」ポップアップメニューをタップして、フェードアウトの種類を選択します。以下のいずれかを選択できます:
アウト: フェードツールまたは「フェード」パラメータを使用すると、標準のフェードアウトが作成されます。
X(クロスフェード): フェードツールまたは「フェード」パラメータを使用すると、選択したリージョンとその後続のリージョンをクロスフェードします。
EqP(均等クロスフェード): 均等なクロスフェードにします。これを利用すると、オーディオリージョン間のボリュームの一時的な低下が最小限に抑えられるため、レベルが少し異なるリージョンどうしでのクロスフェードが、さらにスムーズになります。
X S(S字カーブクロスフェード): S字カーブのクロスフェードにします。名前の通り、フェードカーブは「S」の形になります。
ポップアップメニューの最後の3つの項目は、2つの連続するリージョンの1つ目にのみ適用できます。また、「X」、「EqP」、または「X S」オプションのいずれかが選択されているときは、「フェードイン」(および対応する「カーブ」)は余分なパラメータになります。
以下のいずれかの操作を行ってフェードカーブの形状を設定します:
「カーブ」の値を上下にドラッグしてフェードカーブを編集します。
「カーブ」の値をタップしてから、数字入力ダイアログで、「下げる」および「上げる」ボタン、スクロールホイール、またはテンキーを使って値を編集します。