iPad用Logic Proユーザガイド
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iPad用Logic ProのRetro Synth Analogのオシレータ
シンセサイザーオシレータは、1つ以上の波形を生成する場合に使用されます。波形を選択して基本的な音色を決め、ピッチを調節したあと、オシレータ間の相対レベルを設定します。その後、一方(または両方)のオシレータの信号は、シンセサイザーエンジン内の加工、処理、操作用セクションに送信されます。フィルタコントロール、アンプ/エフェクトコントロール, モジュレーション、およびグローバル/コントローラ設定のセクションを参照してください。
アナログのシンセサイザーサウンドは、一般に、暖かみのある豊かなトーンが特徴です。この合成手法を使用して、弦楽器サウンドやパッドサウンド、合成金管楽器、ベース、パーカッションなどのさまざまな音色を作成できます。
![図。Retro Synth Analogのオシレータパラメータ。](https://help.apple.com/assets/654E7E55D483D9553A0A190C/654E7E58D483D9553A0A1912/ja_JP/ff0ec572beb9f65bd7f5e058cc550123.png)
Analogオシレータ1および2のパラメータ
「Oscillator 1 Waveform」/「Oscillator 2 Waveform」ボタン: 各オシレータで生成する波形の種類を選択します。波形により、基本的な音色が決まります。標準的な波形(ノイズ波、ノコギリ波、方形波、三角波)を選択できます。
「Osc 1 PW」/「Osc 2 PW」ノブ/フィールド: オシレータ1および2に選択したときの方形波のパルス幅(形状)を調整します。方形波を矩形に近づけ、鼻にかかったサウンドにします。
「Semitone」ノブ/フィールド: オシレータ2のピッチを ±2オクターブの範囲で半音単位で設定します。
「Detune」ノブ/フィールド: オシレータ2の周波数をセント単位で微調整します(1セントは半音の100分の1です)。
Analogオシレータのモジュレーションとミックスのパラメータ
「Shape Mod」ノブ/フィールド: 波形のシェイプモジュレーションの強さを設定します。中心(オフ)に設定すると、すべての波形のシェイプモジュレーションとLFOエンベロープまたはフィルタエンベロープが無効になります。
中心よりも左に設定するとLFOモジュレーションになります。
中心よりも右に設定するとフィルタエンベロープモジュレーションになります。
「Vibrato Depth」ノブ/フィールド: ビブラート(ピッチモジュレーション)の量を設定します。
「Oscillator Mix」スライダ/フィールド: オシレータ間のクロスフェード(相対レベル)を設定します。