iPad用Logic Proユーザガイド
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iPad用Logic ProのArpeggiator MIDIプラグインのノート順序の転回
以下の表に、「Inversions」モード(「Inversions」ボタンが有効な状態)での「Oct Range」ノブの4つの位置に応じたノート順序プリセットにおけるArpeggiatorの動作の概要を示します。転回によってコードのルート音の位置が入れ替わり、アルペジオパターンの開始音が変わります。
ノート順序 | Inversion 1 | Inversion 2 | Inversion 3 | Inversion 4 |
---|---|---|---|---|
Up | 元のコードに続いて3つの転回形が順番に演奏されたあと、再び始めから演奏されます。演奏の順序: 元のコード、1、2、3。 | 2番目の転回形が最初に演奏されます。演奏の順序: 1、元のコード、2、3。 | 3番目の転回形が最初に演奏されます。演奏の順序: 2、元のコード、1、3。 | このバリエーションは3つのステップで構成されています。ノートは低い音から高い音に向かって、重複して演奏されます。演奏の順序: 元のコード、2、1、3。 |
Down | 元のコードに続いて3つの転回形が順番に演奏されたあと、再び始めから演奏されます。演奏の順序: 3、2、1、元のコード。 | 2番目のステップが最初に演奏されます。演奏の順序: 2、3、1、元のコード。 | 3番目のステップが最初に演奏されます。演奏の順序: 1、3、2、元のコード。 | このバリエーションは3つのステップで構成されています。ノートは高い音から低い音に向かって、重複して演奏されます。演奏の順序: 3、1、2、元のコード。 |
Up & Down | 元のコードに続いて3つの転回形が順番に演奏されたあと、逆の順番で演奏されます。元のコードと最後の転回形は繰り返されます。演奏の順序: 元のコード、1、2、3、3、2、1、元のコード。 | 2番目のステップが最初に演奏されます。演奏の順序: 1、元のコード、3、2、2、3、元のコード、1。 | このパターンが演奏されると、順序が逆になってアルペジオが始まります。演奏の順序: 元のコード、2、1、3、3、1、2、元のコード。 | このパターンが演奏されると、順序が逆になってアルペジオが始まります。ただし、3番目の転回形は繰り返されません。演奏の順序: 元のコード、1、2、3、2、1。 |
Outside-in | 一番高い音が使われている転回形に続いて元のコード、2番目に高い転回形に続いて2番目に低い転回形、という順に演奏されます。演奏の順序: 3、元のコード、2、1。 | 元のコード、一番高い音が使われている転回形、2番目に低い転回形、2番目に高い転回形、という順に演奏されます。演奏の順序: 元のコード、3、1、2。 | これは内側から外側に向かうバリエーションです。演奏の順序: 1、2、元のコード、3。 | これは内側から外側に向かうバリエーションです。演奏の順序: 2、1、3、元のコード。 |
Random | 転回形の演奏順序はランダムに生成され、同じ転回形が重複して演奏されることもあります。 | 転回形の演奏順序がランダムに生成されますが、同じ転回形が2回演奏されることはありません。 | このバリエーションでは低い音を使った転回形が優先されます。転回形の演奏順序はランダムに生成され、同じ転回形が重複して演奏されることもあります。 | このバリエーションでは高い音を使った転回形が優先されます。転回形の演奏順序はランダムに生成され、同じ転回形が重複して演奏されることもあります。 |