iPad用Logic Proユーザガイド
- Logic Pro 1.1の新機能
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- アレンジの概要
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- リージョンの概要
- リージョンを選択する
- リージョンをカット、コピー、およびペーストする
- リージョンを移動する
- リージョン間のギャップを削除する
- リージョンの再生をディレイする
- リージョンをトリムする
- リージョンをループさせる
- リージョンを繰り返す
- リージョンをミュートする
- リージョンを分割および結合する
- リージョンをストレッチする
- ノートピッチ別にMIDIリージョンを分離する
- リージョンを所定の場所にバウンスする
- オーディオリージョンのゲインを変更する
- トラック領域でリージョンを作成する
- MIDIリージョンをDrummerリージョンまたはパターンリージョンに変換する
- リージョン名を変更する
- リージョンのカラーを変更する
- リージョンを削除する
- オーディオリージョンにフェードを作成する
- フェーダーを使ってミキシング機能にアクセスする
- 著作権
iPad用Logic ProのVintage B3のプリセットキーを使用する
Hammond B3では、ドローバーの下に12個のボタンが付いています。これらのプリセットキーは、普通の鍵盤とは黒鍵と白鍵が逆になっています。プリセットキーを使って、あらかじめ登録しておいたドローバーの設定を呼び出すことができます。こうした機能はVintage B3でも再現されています。
呼び出したプリセットのドローバーは、すぐに編集できます。ドローバーの位置変更は、変更時に自動的に記憶されます。また、「Save Morph To」機能を使ってドローバー設定を特定のプリセットキーに保存することもできます。Vintage B3のモーフィングコントロールを使用するを参照してください。
重要: プリセットは、上段と下段いずれかの鍵盤のドローバー設定にのみ関連付けられます。ビブラートやその他のパラメータ設定は保存されません。エフェクトを含む全体の音源設定の保存や呼び出しには、設定ポップアップメニューを使用します。
C#-A#のプリセットを呼び出した状態でパーカッションを効かせるためには、「Percussion Mode」を「Always」に設定しておく必要があります。パーカッションオプションを参照してください。
プリセット(ドローバー設定)キーのデフォルトの範囲はMIDIノート番号24番-35番(C0-B0)です。つまり、演奏可能な最低音のMIDIノート番号は36で、これはC1に相当します。鍵盤の音域は、Logic ProまたはVintage B3自体でトランスポーズできます。61鍵の鍵盤(音域C-C)では、Logic Proのトランスポーズ値を0に設定すると全音域を演奏できます。プリセット(ドローバー設定)キーは、トランスポーズした音域またはしない音域の1オクターブ下になります。Vintage B3で単一チャンネルのコントローラを使用するを参照してください。
ドローバー設定を選択する
Logic Proで、以下のいずれかの操作を行います:
「UM Preset」ポップアップメニュー(上鍵盤)からプリセットキーを選択します。
「LM Preset」ポップアップメニュー(下鍵盤)からプリセットキーを選択します。
プリセットキーのMIDIノート(MIDIノート番号24-35)のいずれか1つを演奏します。
注記: MIDIノート24(C0)は、現在の設定を初期化する「消去」キーとして割り当てられています。
ドローバー設定を初期化する
Logic Proで、以下のいずれかの操作を行います:
「UM Preset」ポップアップメニュー(上鍵盤)から「None」を選択します。
「LM Preset」ポップアップメニュー(下鍵盤)から「None」を選択します。
MIDIノート番号24(C0)を演奏します。MIDIノート24を使いたい場合は、「Pstkys」ボタンをオンにする必要があります。
「UM Cancel」ボタンまたは「LM Cancel」ボタンをタップします。
演奏中にVintage B3のドローバー設定を切り替える(オルガンゲートエフェクト)
Logic Proで、右手でコードを押さえながら、左手の小指でマスターキーボードのClearキー(C0)を押します。
左手のほかの指でプリセットキーを押します。
いずれかのプリセットキーを押すたびに、右手で演奏中のコードが(新しいドローバー設定で)再トリガされます。この両手を使った奏法により、オルガンならではのゲートエフェクトを出すことができます。新しいドローバー設定に切り替えるたびに、コードが再トリガされます。
注記: この機能を使うには、「Pstkys」ボタンをオンにする必要があります。
MIDIによるプリセットキーの切り替えを無効にする
トランスポーズで問題が起こる場合は、MIDIノート24-35番でプリセットを切り替える機能を無効にできます。
Logic Proで、「Pstkys」をタップするとオフになります。
2ドローバーコントローラを使ってVintage B3のドローバー設定を切り替える
2ドローバーハードウェアコントローラを使う場合は、ハモンドオルガンのように2つのドローバー設定を切り替えることのできる追加モードを利用できます。デフォルトでは、ドローバーを動かすと常に、現在アクティブなプリセットキーの設定が変更されます。この動作は、実機のハモンドオルガンとは異なります。実機では、ドローバーを動かしたときに変更されるのはBb(上鍵盤)およびB(下鍵盤)のプリセット設定だけです。「Drawbar Affects」の機能を利用すれば、演奏中に新しい設定を登録し、あとでその設定に切り替えることができます。
Logic Proで、「Drawbar Affects」ポップアップメニューから「B and Bb Key」項目を選択します。
これで、上鍵盤のドローバーではBbプリセットキーの設定が変更され、下鍵盤のドローバーではBプリセットキーの設定が変更されるようになります。
Bbプリセットキーのドローバーを動かします。ドローバーを動かしながらキーボードを演奏しても、現在選択しているドローバー設定は変更されません。
Bbプリセットキーに登録したドローバー設定に切り替えます。