iPad用Logic Proユーザガイド
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- リージョンをミュートする
- リージョンを分割および結合する
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- リージョン名を変更する
- リージョンのカラーを変更する
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- オーディオリージョンにフェードを作成する
- フェーダーを使ってミキシング機能にアクセスする
- 著作権
iPad用Logic ProのMultipressorのコントロール
Multipressorでは同じコントロールを周波数帯ごとに適用できます。
周波数帯パラメータ
帯域のオン/オフボタン: 各帯域のオン/オフが切り替わります。オンになっている場合はボタンが強調表示されます。
「Gain Reduction」フィールド: レベルリダクションの量が表示されます。
「Bypass」ボタン: 選択した周波数帯をバイパスします。
「Solo」ボタン: オンにすると、選択した周波数帯の圧縮だけを聴くことができます。
「Xover」スライダ/フィールド: ドラッグして、隣接する帯域間のクロスオーバー周波数を設定します。
「Comp.Threshold」ノブ/フィールド: 選択した帯域の圧縮しきい値を設定します。このパラメータを0 dBに設定すると、その帯域は圧縮されません。このパラメータは、各レベルメーターの左側にある上向き矢印を使って設定することもできます。
「Comp.Ratio」ノブ/フィールド: 選択した帯域の圧縮率を設定します。このパラメータを1:1に設定すると、その帯域は圧縮されません。
「Attack」ノブ/フィールド: 選択した帯域で信号がしきい値を超えてから、圧縮を行うまでの時間を設定します。
「Release」ノブ/フィールド: 選択した帯域で信号がしきい値を下回ってから、圧縮を止めるまでに必要な時間を設定します。
「Response」フィールド: 縦方向にドラッグして、短い(ピーク)検出には小さい値を、長い(RMS)検出には大きい値を入力します。単位はミリ秒です。
「Make Up」スライダ/フィールド: ドラッグして、各帯域のゲイン調整の量を設定します。
「Exp.Threshold」ノブ/フィールド: 選択した帯域の伸張しきい値を設定します。このパラメータを最小値(- 60 dB)に設定すると、そのレベルを下回る信号のみが伸張されます。このパラメータは、各レベルメーターの左側にある下向き矢印を使って設定することもできます。
「Exp.Ratio」ノブ/フィールド: 選択した帯域の伸張率を設定します。
「Reduction」スライダ/フィールド: 選択した帯域のダウンワードエクスパンド量を設定します。
グローバルパラメータ
Multipressorの出力パラメータは、すべての周波数帯に影響するグローバルパラメータです。
「Auto Gain」ボタン: オンにすると、0 dBまでの信号の処理全体を参照するため、出力が強められます。
「Lookahead」フィールド: ドラッグして、入力信号をどこまで先読みするかを調整します。これはボリュームのピークに達する前にエフェクトを作用させるためです。
「Master Gain」ノブ/フィールド: Multipressorの出力の全体的なゲインの量を設定します。