iPad用Logic Proユーザガイド
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iPad用Logic ProのVintage Electric Piano
Vintage Electric PianoはさまざまなRhodes、Wurlitzer、Hohner Electra Pianoのサウンドをシミュレートします。RhodesのモデルおよびHohnerとWurlitzerのモデルを参照してください。
Fender Rhodesピアノの独特の音色は、20世紀後半に表れたキーボードサウンドの中でもとりわけ有名です。ポップス、ロック、ジャズ、ソウル、さらに最近はハウスやヒップホップといった幅広い音楽スタイルで、さまざまなRhodesモデルが使われています。1970年代、Rhodesと並んで人気があったのがWurlitzerです。
Vintage Electric Pianoのサウンドエンジンは、コンポーネントモデリング合成技術を使って、エレクトリックピアノの音を限りなくリアルに再現します。全88キーにわたるサウンドのダイナミクスとスケーリングは非常に滑らかです。コンポーネントモデリングでは、サンプル間での急激なサウンドの変化も、サンプルのループも、ノートの減衰時のフィルタエフェクトもありません。
Vintage Electric Pianoはオリジナル楽器の物理特性もシミュレートします。これには、エレクトリックピアノのリード、トーンピン、およびトーンバーの動作と、ピックアップの電界や磁界が含まれます。また、オリジナル楽器のアタックフェーズの響き、打音、ベル風のトランジェントに加え、ハンマーアクションおよびダンパーノイズもエミュレートします。
内蔵エフェクトには、クラシックなイコライザ、オーバードライブ、ステレオフェイザー、ステレオトレモロ、ステレオコーラスがあります。これらはエレクトリックピアノのサウンドでよく使用されるエフェクトです。
プロジェクトにVintage Electric Pianoを追加するには、音源チャンネルストリップの「音源」>「Vintage Keys」、またはプラグイン領域から選択します。プラグインの概要を参照してください。
ユーザガイドの表記規則
iPad用Logic Proプラグインの表示画面は大きく分けて2種類あります。
タイル表示。プラグイン領域に主なパラメータのみがいくつか表示されます
詳細表示。この画面からプラグインのすべてのパラメータにアクセスできます
このガイドでは、タイル表示で利用できるパラメータを で示します。