iPad用Logic Proのプレイサーフェスでサイドコントロールを使用する

サイドコントロールは、ピッチベンド、モジュレーション、ノートリピート、およびベロシティ範囲で構成されます。これらを使用して、プレイサーフェスを使用する際のサウンド特性を変更できます。ピッチベンドおよびモジュレーションのコントロールとノートリピートのコントロールは相反するものなので、一方のコントロールのセットをオンにすると、もう一方のコントロールはオフになります。サイドコントロールを開くと、プレイサーフェスの左側に表示されます。

サイドコントロールをオンにする

「プレイサーフェス」メニューバーで、「サイドコントロール」ボタンをタップします。
サイドコントロールは、プレイサーフェスの左側に表示されます。デフォルトでは、ピッチとモジュレーションのコントロールがアクティブになっており、ベロシティ範囲コントロールが表示されています。

サイドコントロールのノートリピートを使用する

「プレイサーフェス」メニューバーで、「その他」ボタンをタップし、「表示オプション」をタップしてから、「ノートリピート」をタップします。
ノートリピートのコントロールは、プレイサーフェスの左側に表示されます。
「Rate」スライダの小節/拍の値をタッチして、リピートレートを設定します。
プレイサーフェスでノートを再生します。
「Gate」スライダを上下にドラッグして、繰り返すノートの長さを設定します。

ノートリピートコントロールの値を変更する

「プレイサーフェス」メニューバーで、「その他」ボタンをタップし、「構成」をタップします。
「ノートリピート」で、以下の操作を行います:
- ゲート範囲を変更する: 「ゲート範囲」フィールドをタップして、「ロー」または「ハイ」の値を設定します。
- ノートリピート値を変更する: 対応するスロットの値をタップして、小節/拍の値を選択します。

モジュレーションホイールを使用して、MIDIエクスプレッションのコントロールチェンジを送信する

「プレイサーフェス」メニューバーで、「その他」ボタンをタップし、「構成」をタップしてから、「モジュレーションホイール」ポップアップメニューの「エクスプレッション（CC# 11）」をタップします。

ベロシティモードを変更する

ベロシティモードによって、MIDIノートのベロシティ値の作成方法が決まります。ベロシティを固定値に設定することも、プレイサーフェスのタップの強さによって決まるように設定することもできます。ドラムパッドのベロシティは、ドラムパッドでのタップの縦位置によっても決定できます。

「プレイサーフェス」メニューバーで、「その他」ボタンをタップし、「サーフェス設定」をタップしてから、ベロシティモードの以下のいずれかの値を選択します:
- 固定: すべてのノートを強制的に、ベロシティ値で設定された同じベロシティにします。
- ダイナミック: ベロシティ値は、ドラムパッドでのタップの強さによって決まります。ベロシティの最小値と最大値は、「ベロシティ範囲」の値で指定します。
- Yの位置: ベロシティ値は、ドラムパッドでのタップの縦位置によって決まります。ベロシティの最小値と最大値は、「ベロシティ範囲」の値で指定します。

プレイサーフェスのベロシティコントローラを使用して、ベロシティ範囲または固定のベロシティ値を変更できます。

ベロシティ範囲を変更する

ベロシティモードの設定に応じて、ベロシティ範囲を変更したり、固定のベロシティ値を設定したりできます。

「プレイサーフェス」メニューバーで、「その他」ボタンをタップし、「表示オプション」をタップしてから、「ベロシティ」をタップします。
「サイドコントロール」ボタンをタップします。
プレイサーフェスの左側にベロシティ範囲コントロールが表示されます。
ベロシティモードが「ダイナミック」または「Yの位置」に設定されている場合は、以下のいずれかの操作を行います:
- ベロシティの最大値を変更するには、ベロシティ範囲コントロールの一番上のスライダを上にドラッグします。
- ベロシティの最小値を変更するには、ベロシティ範囲コントロールの一番下のスライダを下にドラッグします。
- スライダ間のベロシティ範囲コントロールをタッチし、上下にドラッグしてベロシティ範囲を移動します。
ベロシティモードが「固定」に設定されている場合は、「ベロシティ」スライダを上下にドラッグしてベロシティ値を設定します。

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