iPad用Logic Proユーザガイド
- Logic Pro 1.1の新機能
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- アレンジの概要
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- リージョンの概要
- リージョンを選択する
- リージョンをカット、コピー、およびペーストする
- リージョンを移動する
- リージョン間のギャップを削除する
- リージョンの再生をディレイする
- リージョンをトリムする
- リージョンをループさせる
- リージョンを繰り返す
- リージョンをミュートする
- リージョンを分割および結合する
- リージョンをストレッチする
- ノートピッチ別にMIDIリージョンを分離する
- リージョンを所定の場所にバウンスする
- オーディオリージョンのゲインを変更する
- トラック領域でリージョンを作成する
- MIDIリージョンをDrummerリージョンまたはパターンリージョンに変換する
- リージョン名を変更する
- リージョンのカラーを変更する
- リージョンを削除する
- オーディオリージョンにフェードを作成する
- フェーダーを使ってミキシング機能にアクセスする
- 著作権
iPad用Logic ProのVocal Transformerを使う
演奏のピッチのみ、またはピッチとフォルマントを変えることができます。Robotizeモードを使うと、旋律の音程を広げたり狭めたりできます。
Vocal Transformerの「Pitch」と「Formant」パラメータを使う
Logic Proで、「Pitch」ノブを回して、信号のピッチを上下にトランスポーズします。調整は半音刻みで行われます。
5度上(Pitch =+7)、4度下(Pitch =- 5)、または1オクターブ上下(Pitch =±12)のトランスポーズが、和声的には最も有用です。
「Pitch」パラメータを変更しても、フォルマントは変わりません。
「Pitch」パラメータは音声の特性ではなくピッチを変更するために使用されます。女声のソプラノについて負のピッチ値を設定すれば、そのシンガーの声の特性を変えずにアルトにすることができます。
ピッチを変えないか個別に変えるようにしてフォルマントをシフトするには、「Formant」ノブを回します。このパラメータに正の値を設定すると、ミッキーマウスのような歌声になります。このパラメータの値を小さくすると、「スターウォーズ」のダースベイダーを思わせるサウンドエフェクトを実現できます。
ヒント: 「Pitch」を0、「Mix」を50 %、「Formant」を+1(「Robotize」はオフ)にすると、元の歌い手の横に少し小さな歌い手が並んでいる状態を作り出すことができます。2人の歌い手はほぼ同じ声で合唱します。声のダブリングは非常に効果的で、「Mix」パラメータで簡単にレベルを調整することができます。
Vocal TransformerのRobotizeモードを使う
Logic Proで、「Robotize」ボタンをタップしてRobotizeモードを有効にします。このモードでは、旋律を広げたり狭めたりすることができます。
「Pitch Tracking」ノブを使うと、元の音からの離れ具合を調整できます。
ノブを-100%に設定します。すべての音程が逆になります。
ノブを0%に設定します。ボーカルトラックのすべての音が同じピッチで歌われるという面白い結果が得られます。この値を小さくすると、歌われている旋律が話し声のようになります。
ノブを100%に設定します。旋律の範囲が維持されます。値が大きくなると旋律が広がり、値が小さくなると旋律が狭まります。
ノブを200%に設定します。音程が倍になります。
「Pitch Base」パラメータは、「Pitch Tracking」パラメータが基準とするノートのトランスポーズに使います。例えば「Pitch Tracking」を0%にすると、選択した基準ピッチの値にノート(声)のピッチがトランスポーズされます。