iPadでアクセシビリティ設定をほかのデバイスと共有する

アクセシビリティ設定をほかのiPhoneまたはiPadと一時的に共有できます。例えば、友達のiPhoneを借りたり公共のiPadを使ったりするときに、デバイス間でアクセシビリティ設定を共有し、デバイスを使い終わったら削除することができます。ほかのデバイスと共有できる設定には、以下のものがあります:

ズーム
「ホバーしたテキストの拡大」と「ホバー入力」
画面表示とテキスト
VoiceOver
タッチ調整
リーダーと読み上げ
フルキーボードアクセス
ライブスピーチ
ミュージックの触覚
オーディオとビジュアル
トップボタンとホームボタン

注記: 共有セッション中には、アクセシビリティ設定のみがほかのデバイスと共有されます。

iPadに、DannyのiPhoneがアクセシビリティ設定の共有をリクエストしているという通知が表示されています。

アクセシビリティ設定をほかのデバイスと共有する

iPadで設定アプリを開きます。
「アクセシビリティ」をタップしてから、「アクセシビリティ設定を共有」をタップします（下にスクロールする必要がある場合があります。）
「アクセシビリティ設定を共有」をタップしてから、「続ける」をタップします。
両方のデバイスのBluetoothとWi-Fiがオンになっていることを確認してから、以下のどちらかを行います:
- デバイスを選択する: 連絡先のデバイス、またはiCloudアカウントにサインインしているデバイスをタップします。
- 自分のiPadを別のデバイスに近づける: 「周囲の人を探す」をタップしてから、相手のデバイスの画面を3本指でタップして押さえたままにし、6桁のコードを作成します。コードを自分のデバイスに入力し、相手のデバイスの名前を選択します。
  注記: 6桁のコードを読み上げてもらうには、引き続き相手のデバイスの画面を3本指でタップして押さえたままにします。
相手のデバイスで以下のどちらかを行って、アクセシビリティ設定の共有リクエストを承認します。
- 「承認」をタップします。
- 相手のデバイスの画面を3本指でタップして押さえたままにします。
自分のアクセシビリティ設定に変わった相手のデバイスを使い始めます。
デバイスを使い終わったら、以下のいずれかを行います:
- ステータスバーの「アクセシビリティ設定を共有」ボタンをタップしてから、「共有を停止」をタップします。
- デバイスをロックしてスリープ状態になるようにします。
- サイドボタンまたはホームボタンをトリプルクリックします。
  注記: アクセシビリティ設定を共有するデバイスから30フィートより離れた場所に移動すると、セッションは自動的に終了します。

コントロールセンターに「アクセシビリティ設定を共有」を追加し、コントロールセンターから共有を直接開始することもできます。コントロールをカスタマイズするを参照してください。

「アクセシビリティ設定を共有」をiCloudと同期する

異なるデバイスで異なるアクセシビリティ設定を使用している場合に、環境設定をiCloudと同期することにより、異なるデバイス間でアクセシビリティ設定を共有する際にこれらの環境設定を使用できるようになります。例えば、iPadの設定を同期し、あとでiPhoneを使用して別のiPadと共有する場合に、そのiPadのアクセシビリティ環境設定を使用できます。

iPadで設定アプリを開きます。
「アクセシビリティ」をタップしてから、「アクセシビリティ設定を共有」をタップします（下にスクロールする必要がある場合があります。）
「iCloudと同期」をオンまたはオフにします。

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iPadユーザガイド

iPadでアクセシビリティ設定をほかのデバイスと共有する

アクセシビリティ設定をほかのデバイスと共有する

「アクセシビリティ設定を共有」をiCloudと同期する