Motionユーザガイド
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- フィルタと色処理について
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Motionでジェネレータテンプレートを作成する
Final Cut Proタイムラインのクリップに適用できるカスタムのジェネレータを作成する場合は、「Final Cutジェネレータ」テンプレートを使用します。ジェネレータテンプレートは標準のMotionプロジェクトとほぼ同じです。ただし、保存するとFinal Cut Proの「ジェネレータ」ブラウザに書き出されます。
Final Cut Proプロジェクトに追加されたコンテンツと同様に、ジェネレータテンプレートは、Final Cut Proタイムライン内のクリップの上に合成したり、メインのタイムラインに追加したりできます。Final Cut Proでのジェネレータの継続時間は、Motionで作成して保存するときの継続時間によって決定されます。
360°テンプレートの操作方法について詳しくは、MotionでFinal Cut Pro用の360°テンプレートを作成するを参照してください。
新しいジェネレータテンプレートを作成する
Motionで、「ファイル」>「プロジェクトブラウザから新規作成」と選択します(またはOption+Command+Nキーを押します)。
「プロジェクトブラウザ」で、「Final Cutジェネレータ」をクリックし、「プリセット」ポップアップメニューからプロジェクトサイズを選択します。
オプション: 「プリセット」ポップアップメニューで「カスタム」を選択してから、プロジェクトの情報を選択します。
Final Cut Proの色空間に自動的に適合するテンプレートを作成するには、「色処理」ポップアップメニューで「自動」を選択します。
重要: 必ず、Final Cut Proプロジェクトで使用する予定の最も高い解像度のテンプレートを作成してください。4K専用のテンプレートを作成する場合は、Final Cut Proのメディアブラウザで検索ボタンをクリックし、4Kプロジェクト専用のテンプレートのみを表示することができます。Motionでテンプレートの解像度を設定するを参照してください。
「開く」をクリックします(またはReturnキーを押します)。
新しい名称未設定のプロジェクトが開きます。このプロジェクトにプレースホルダは含まれていません。
シェイプ、テキスト、ビヘイビア、カメラアニメーションなどを使って、ほかのMotionプロジェクトと同様にプロジェクトを作成します。
注記: ドロップゾーンを追加して、ピクチャ・イン・ピクチャ・エフェクトなどの追加エフェクトを作成することもできます。ドロップゾーンを使うと、Final Cut Proのユーザは、適用したエフェクトの指定した領域にメディアを配置できます。Motionのドロップゾーンの概要およびMotionのテンプレートプレースホルダとドロップゾーンを参照してください。
Final Cut Proのユーザに特定のパラメータの変更を許可するには、アクセスできるようにしたい各パラメータの「アニメーション」ポップアップメニューから「公開」を選択します。
パラメータを公開すると、カスタムエフェクトをクリップに適用したときに、Final Cut Proインスペクタでユーザインターフェイスのコントロール(スライダ、チェックボックス、またはダイヤル)を使用できるようになります。公開されたパラメータは、Final Cut Proで調整したりキーフレーム設定したりできます。Motionでテンプレートにコントロールを追加するを参照してください。
注記: テンプレートの「色処理」を「Standard Gamut SDR」または「Wide Gamut HDR」に設定する場合は、(「プロジェクトの情報」インスペクタで)「FCP色空間を上書き」を選択して、エフェクトがFinal Cut Proタイムラインに適用される際に、Final Cut Proライブラリの色処理設定の内容にかかわらず同じ外観が確実に維持されるように指定できます。「色処理方法を設定する」を参照してください。
「ファイル」>「保存」と選択してから、以下の操作を行います:
保存ダイアログで、テンプレートの名前を入力します。
名前を指定しない場合は、テンプレートはFinal Cut Proの「ジェネレータ」ブラウザに「新規テンプレート」と表示されます。
「カテゴリ」ポップアップメニューでカテゴリを選択します。
独自のカテゴリを作成することもできます。カテゴリは、エフェクトがMotionの「プロジェクトブラウザ」とFinal Cut Proの「ジェネレータ」ブラウザにどのように整理されるかを表します。また、カスタムカテゴリもこれらのブラウザに表示されます。
必要に応じて、「テーマ」ポップアップメニューでテーマを選択します。
テーマは作成することもできます。テーマは、Motionの「プロジェクトブラウザ」とFinal Cut Proのブラウザに表示されます。テーマはメタデータ・タグで、さまざまなテンプレートを1つのファミリーとして整理するときに役立ちます。たとえば、トランジション、エフェクト、タイトルのグループなど、複数の異なるテンプレートタイプを同じプロジェクトで使用する場合があります。
プロジェクト内で使用されていないメディア(「メディア」リスト内のメディアやオーディオのうち、テンプレートで使用されていないが、後でテンプレートに含める可能性があるもの)を保持するには、「使用していないメディアを含める」を選択します。
テンプレート関連のファイルを保存する場所については、MotionでFinal Cut Proテンプレートが保存される場所を参照してください
Motionの「プロジェクトブラウザ」にプレビュームービーを表示したい場合は、「プレビュームービーを保存」を選択します。
「公開」をクリックします。
テンプレートが保存され、Final Cut Proの「ジェネレータ」ブラウザに書き出されます。
Final Cut Proでジェネレータを適用する
Final Cut Proウインドウの左上隅にある「タイトルとジェネレータ」ボタンをクリックします。
「ジェネレータ」をクリックし、追加するジェネレータを見つけます。
以下のいずれかの操作を行います:
タイムライン内の合成したいクリップの上にジェネレータをドラッグします。
ジェネレータはタイムライン内の複数のクリップにまたがってもかまいません。
ジェネレータをメインのタイムラインの空のセクションにドラッグします。
マウスボタンを放すと、ジェネレータがスタンドアロンの(別のクリップと合成されていない)クリップとして追加されます。タイムラインにあるジェネレータのイン点およびアウト点をドラッグすると、継続時間が変更されます。
Final Cut Proでのジェネレータの操作について詳しくは、「Final Cut Proユーザガイド」を参照してください。