Motionユーザガイド
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- 「ウェービースクリーン」フィルタ
- フィルタと色処理について
- Final Cut Pro向けにフィルタコントロールを公開する
- アルファチャンネルでフィルタを使う
- フィルタのパフォーマンス
- カスタムフィルタを保存する
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Motionのポップアップ・メニュー・ウィジェット
ポップアップ・メニュー・ウィジェットは、チェックボックスウィジェットに似ていますが、3つ以上のパラメータ状態(スナップショット)の保存が可能です。ポップアップ・メニュー・ウィジェットの各項目はスナップショットを表します。ポップアップメニューで項目を選択すると、プロジェクト内の影響を受けるパラメータが別の保存済み状態に切り替わります。
「リグ」インスペクタや「レイヤー」リストのアクティブ化チェックボックス(ポップアップ・メニュー・ウィジェットの横にあります)を操作しても、このポップアップメニューの構成パラメータは影響を受けません。
ポップアップ・メニュー・ウィジェットには、「リグ」インスペクタと「ウィジェット」インスペクタ内の以下のコントロールが含まれます:
ポップアップ: 複数の保存済みスナップショットを切り替えるには、このウィジェットコントロールを使用します。
名称変更: ポップアップメニューの項目のカスタムの名前を入力するには、このボタンを使用します。ポップアップ・メニュー・ウィジェットでスナップショットの名前を変更するを参照してください。
追加/削除: ポップアップメニューに項目を追加するには、「追加」ボタン(+)をクリックします。項目を取り除くには、「削除」ボタン(-)をクリックします。各項目は、新しいスナップショットを表します。
編集モード: 「開始」ボタンをクリックすると、スナップショットの記録が有効になります。スナップショットの記録について詳しくは、Motionのスナップショットの概要を参照してください。
注記: 編集モードボタンまたはMotionのスナップショットの概要で説明されている方法を使ってスナップショットを記録すると、影響を受けたパラメータ(「インスペクタ」またはキャンバスのオンスクリーンコントロールで変更したパラメータ)がウィジェットに追加されます。スナップショットの記録が終了すると、変更したパラメータの新しいコントロールが「ウィジェット」インスペクタに表示されます。これらのパラメータは、ほかのインスペクタパネルにある同一のパラメータの複製です。リグにより制御されるパラメータには、「インスペクタ」のパラメータ行の右側に特殊なアイコン(ジョイスティック)が表示されます。
初期値: このコントロール(「オプション」セクション)を使って、ポップアップ・メニュー・ウィジェットがFinal Cut Proでテンプレートとして公開および使用されるときの初期値を設定します。3つのオプションがあります:
最後に保存した値: テンプレートをFinal Cut Proで使用するときのポップアップメニュー値は、デフォルトでは、プロジェクトを最後に保存したときに割り当てられたメニュー項目になります。このオプションでは、ポップアップメニューが一定の状態に保たれますが、ユーザはほかの状態を手動で選択することができます。これはデフォルトの設定です。
順番: Final Cut Proの1つのプロジェクトでテンプレートが使用されるたびに、このポップアップメニューの設定が変わって、使用できるメニュー項目が順に変わります。テンプレートがはじめて使用されるとき、デフォルトでは、このポップアップメニューは最初のメニュー項目になります。次にテンプレートが使用されるときには、ポップアップメニューは2番目のメニュー項目に設定される、というように続きます。たとえば、ワイプの形状を制御するポップアップ・メニュー・ウィジェットが割り当てられているワイプのトランジションテンプレートでは、テンプレートをFinal Cut Proのタイムラインにはじめて追加したときのワイプは「星」で、次にテンプレートをFinal Cut Proのタイムラインに適用したときにはワイプは「円」になる、などとなります。
ランダム: テンプレートがFinal Cut Proで使用されるたびに、デフォルトで、このポップアップメニューから別のメニュー項目が設定されます。たとえば、タイトルのフォントを制御するポップアップ・メニュー・ウィジェットが割り当てられたタイトルテンプレートでは、タイトルがプロジェクトで連続して使用されるたびに、フォントはフォントリストからランダムに選択されます。