Motionユーザガイド
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例: Motionでブラートランジションを作成する
この例では、Motionで独自の、かつ単純なFinal Cut Proトランジションを作成する方法を示します。クリップAが、プリズム・ブラー・エフェクトに合わせてクリップBにディゾルブします。
Motionで「ファイル」>「新規」と選択します(またはCommand+Nキーを押します)。
「プロジェクトブラウザ」で「Final Cutトランジション」を選択し、Final Cut Proプロジェクトに必要なプロジェクトプリセットを選択してから、「継続時間」を200フレームに設定して、「開く」をクリックします。
注記: Final Cut Proの色空間に自動的に適合するトランジションを作成するには、「プリセット」ポップアップメニューで「カスタム」を選択してから、「色処理」ポップアップメニューで「自動」を選択します。Final Cut Pro色空間に自動的に適合するテンプレートを作成するを参照してください。
プロジェクトが開きます。新しい名称未設定のMotionプロジェクトが開きます。
オプション: エフェクトの見えかたをプレビューするには、Finder、「ライブラリ」、または(ツールバーで「読み込む」をクリックすると開く)読み込みダイアログから、静止画像を「レイヤー」リスト内の「トランジションA」にドラッグし、次に別の静止画像を「トランジションB」にドラッグして、ポインタがカーブした矢印に変化したらマウスボタンを放します。
これらのイメージはプレビューするためのもので、Final Cut Proには保存されません。
注記: この例では、イメージは一切使用しません。
デフォルトでは、プロジェクトの再生時(スペースバーを押します)にトランジションはありません。「トランジションA」が終了すると、「トランジションB」が突然開始されます。
「タイムライン」内でポインタを「トランジションA」バーの末尾に合わせ、バーの終了エッジをプロジェクトの末尾にドラッグしてバーをトリムします。
「トランジションB」バーの開始エッジをフレーム300にドラッグしてバーをトリムします。
注記: この例では、600フレームのプロジェクトを使います。
以下の操作を行って、「トランジションA」の不透明度をアニメートします:
記録ボタンをクリックして(Aキーを押して)、「トランジションA」を選択します。
再生ヘッドをフレーム1にドラッグし、「情報」インスペクタで「不透明度」を100に設定します。
デフォルトの不透明度値は100であるため、不透明度値スライダを前後に動かすか、隣接する値スライダに100を入力して、キーフレームが確実に作成されるようにします。
ヒント: 「タイムライン」にキーフレームを表示するには、「タイムライン」の右上隅にある「キーフレームを表示します/隠します」ボタンをクリックします。
再生ヘッドをフレーム300にドラッグし、「情報」インスペクタで「不透明度」を100に設定します。
キーフレームが確実に作成されるように、不透明度値を再度調整します。これにより、「トランジションA」が「トランジションB」にフェードインするときに黒くなるのを防ぎます。
再生ヘッドをフレーム330にドラッグし、「情報」インスペクタで「不透明度」を0に設定します。
プロジェクトを再生すると、「トランジションA」が「トランジションB」にフェードインします。
「レイヤー」リストで「グループ」を選択します。
ツールバーで「フィルタ」をクリックし、「ぼかし」>「プリズム」と選択します。
次の操作を実行することで、「プリズム」フィルタのブラー量をアニメートします:
再生ヘッドをフレーム1にドラッグしてから、「フィルタ」インスペクタを開いて、「量」を0に設定します。
再生ヘッドをフレーム280にドラッグしてから、「フィルタ」インスペクタで「量」を0に設定します。
再生ヘッドをフレーム315にドラッグしてから、「フィルタ」インスペクタで「量」を50に設定します。
再生ヘッドをフレーム350にドラッグしてから、「フィルタ」インスペクタで「量」を0に設定します。
プロジェクトを再生すると、「トランジションA」が「トランジションB」にフェードインするときにプリズムブラーが右に移動し、次に左に移動します。
「ファイル」>「保存」と選択してから、以下の操作を行います:
保存ダイアログで、テンプレートの名前を入力します。
名前を指定しないと、テンプレートはFinal Cut Proの「トランジション」ブラウザに「新規テンプレート」と表示されます。
「カテゴリ」ポップアップメニューでカテゴリを選択します。
独自のカテゴリを作成することもできます。カテゴリは、Motionの「プロジェクトブラウザ」とFinal Cut Proの「トランジション」ブラウザに表示されます。
必要に応じて、「テーマ」ポップアップメニューでテーマを選択します。
テーマは作成することもできます。テーマは、Motionの「プロジェクトブラウザ」とFinal Cut Proのブラウザに表示されます。テーマは、テンプレートの分類に役立つメタデータ・タグです。
プロジェクト内で使用されていないメディア(「メディア」リスト内のメディアやオーディオのうち、テンプレートで使用されておらず、テンプレートに含めるかどうかを後で決められるもの)を保持するには、「使用していないメディアを含める」を選択します。
テンプレート関連のファイルを保存する場所については、MotionでFinal Cut Proテンプレートが保存される場所を参照してください
Motionの「プロジェクトブラウザ」にプレビュームービーを表示したい場合は、「プレビュームービーを保存」を選択します。
プリズムブラーのトランジションをFinal Cut Proタイムラインに適用したあとで、その継続時間を簡単に変更できます。トランジションの継続時間について詳しくは、Motionでトランジションテンプレートを作成するを参照してください。