Motionのプリセット・テキスト・ビヘイビア

「ライブラリ」の「テキストシーケンス」サブカテゴリにある、プリセットのテキスト・シーケンス・ビヘイビアは、「シーケンステキスト」ビヘイビアのプリセットバージョンです。こうしたプリセットビヘイビアのパラメータはすでにアニメートされており（多くの場合キーフレームを使用）、カスタマイズは不要またはわずかで済みます（ただしパラメータの変更はいつでもできます）。

「テキストシーケンス」サブカテゴリには、6つのクラスのプリセットビヘイビアがあります:

テキスト（基本）: 開始（テキストが現れる）と終了（テキストが消える）のあるシンプルなアニメーション（フェードインやブラーアウトなど）。
テキスト（連続）: 開始や終了のないアニメーション（テキストが小刻みに動き続けるなど）。
テキスト（エネルギッシュ）: 開始（テキストが現れる）と終了（テキストが消える）のある、少し派手なアニメーション（テキストが落ちてきて跳ねたり、うねりながら現れたりするアニメーションなど）。
テキスト（グロー）: 開始（テキストが現れる）と終了（テキストが消える）のある、光るエフェクトを作成するアニメーション（光りながら現れたり、光りながら消えたりするアニメーションなど）。
テキスト（ハイライター）: テキストレイヤーの開始点に適用するアニメーション（小刻みに震えたり、伸びたりするアニメーションなど）。
テキスト（繊細）: 開始（テキストが現れる）と終了（テキストが消える）のある、柔らかく優しいエフェクトを作成するアニメーション（ぼんやりと現れたり、優しく光りながら消えたりするアニメーションなど）。

プリセットのテキストビヘイビアを適用したら、手を加えずにおくことも、カスタマイズしてテキストエフェクトやタイミングを調整することもできます。すべてこれらのプリセットはカスタマイズの自由度が大きい「シーケンステキスト」ビヘイビアに基づいているので、パラメータ値の変更や、別のパラメータの追加、パラメータの削除を簡単に行うことができます。たとえば、「Arrange In」ビヘイビアでは、デフォルトでテキストの「不透明度」、「調整」、および「回転」の値が自動的にアニメートされます。このビヘイビアに「位置」などのパラメータを追加することができます。

「ビヘイビア」インスペクタのパラメータコントロールは、適用されているプリセットビヘイビアによって異なります。一部のプリセットビヘイビアは複数のビヘイビアで構成されています。たとえば、「Quiver」プリセットビヘイビアは、カスタマイズした「シーケンステキスト」ビヘイビアと「ランダム化」パラメータビヘイビアで作成されています。

プリセット・テキスト・ビヘイビアの調整できるコントロールについて詳しくは、Motionの「シーケンステキスト」ビヘイビアのコントロールを参照してください。「パラメータ」ビヘイビアについて詳しくは、Motionの「パラメータ」ビヘイビアの概要を参照してください。

ヒント: プリセットの「テキストシーケンス」ビヘイビアの多くはキーフレームされているため、カスタマイズするときはどこがキーフレームされているかを確認することをお勧めします。「タイムライン」で、「キーフレームを表示します/隠します」ボタンをクリックすると、ビヘイビアのタイムバーにキーフレームがスーパーインポーズされます。

「タイムライン」に、「テキストシーケンス」ビヘイビアの「キーフレームを表示します/隠します」ボタンと、キーフレームが表示されています

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