MainStageユーザガイド
- ようこそ
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- 「編集」モードの概要
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- チャンネルストリップの概要
- チャンネルストリップを追加する
- チャンネルストリップ設定を変更する
- チャンネルストリップのコンポーネントを設定する
- シグナル・フロー・チャンネル・ストリップを表示する
- メトロノームチャンネルストリップを非表示にする
- チャンネルストリップのエイリアスを作成する
- パッチバスを追加する
- チャンネルストリップのパンまたはバランス位置を設定する
- チャンネルストリップのボリュームレベルを設定する
- チャンネルストリップをミュートする/ソロにする
- マルチ音源出力を使用する
- 外部MIDI音源を使用する
- チャンネルストリップを並べ替える
- チャンネルストリップを削除する
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- 「チャンネル・ストリップ・インスペクタ」の概要
- チャンネルストリップ設定を選択する
- チャンネルストリップの名前を変更する
- チャンネルストリップのカラーを変更する
- チャンネルストリップのアイコンを変更する
- チャンネルストリップでフィードバック保護を使用する
- ソフトウェア音源チャンネルストリップのキーボード入力を設定する
- 個別のソフトウェア音源をトランスポーズする
- MIDIメッセージをフィルタリングする
- チャンネルストリップのベロシティをスケーリングする
- Hermode Tuningを無視するようにチャンネルストリップを設定する
- コンサートレベルおよびセットレベルのキー範囲を上書きする
- チャンネル・ストリップ・インスペクタでチャンネルストリップにテキストノートを追加する
- オーディオをセンドエフェクト経由でルーティングする
- グラフを操作する
- コントローラのトランスフォームを作成する
- 複数のコンサートでパッチやセットを共有する
- コンサートのオーディオ出力を録音する
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- エフェクトの概要
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- 音源: はじめに
MainStageのES2のコントローラ割り当てを設定する
コントローラ割り当て領域では、MIDIキーボードのノブ、スライダ、その他のコントロールをES2パラメータのコントロールソースとして割り当てることができます。Ctrl A - Ctrl Fに対応する6つのメニューがあります。これらのコントロールソースのメニューに表示される任意のMIDIコントローラを使用できます。
これらのパラメータは、それぞれの設定と一緒に保存されます。パラメータがアップデートされるのは、プラグインのインスタンス作成時に読み込まれるデフォルトの設定が使用される場合か、プロジェクトと一緒にパラメータが保存されている場合だけです。このアプローチによって、個々の設定をいちいち編集して保存しなくても、すべてのMIDIコントローラの設定をキーボードで使用できるようになります。
0番および32番コントローラはバンク・セレクト・メッセージ用に予約されています。1番コントローラはルーター内でモジュレーションソースに使用されます。33-63番のコントローラは1-31番コントローラのLSBとして使用されます。64-69番コントローラはペダルメッセージ用に、120-127番コントローラはチャンネル・モード・メッセージ用にそれぞれ予約されています。
MIDIの仕様では、0-31番のすべてのコントローラがMSB(Most Significant Byte)コントローラ定義と呼ばれます。これらの各コントローラ(0-31番)には、LSB(Least Significant Byte)コントローラ定義(32-63番)も含まれます。この2番目のLSBコントローラをMSBコントローラとともに使用することで、7ビットではなく14ビットの分解能で使用できるようになります。ES2はこのコントロール・チェンジ・メッセージを認識できるようになっているので、ブレスやエクスプレッションも正しく扱うことができます。
例:
14ビットコントローラは、通常のCC(コントロールチェンジ)メッセージのペアであり、2番目のCCメッセージ(LSB)の番号は最初のCCメッセージ(MSB)よりも32だけ大きくなります。有効な14ビットのペアには、CC1/33、CC7/39、CC10/42などがあります。
14ビットコントローラの分解能は16,384ステップであるため、プラグインパラメータを非常に正確に制御できます。14ビットペアの最初のCCメッセージ(MSB)は、128ステップの粗い分解能を保持します。これらの各ステップは、2番目のCCメッセージ(LSB)を使って128のサブステップにさらに分割できます。結果として、128 × 128 = 16,384ステップになります。
14ビットコントローラを使用するために、新規または特殊なデータ・タイプを作成する必要はありません。LSBを使って、割り当てられたCCメッセージ(MSB)を補完することで、より高い分解能を達成できます。MIDIコントローラが14ビットメッセージの送信に対応していない場合、ES2で割り当てられたCCメッセージは常に単独で使用できます。この場合、分解能は7ビット(128ステップ)に制限されます。
33-63番のCCをCtrl A-Fのメニューに割り当てることができないのは、14ビット機能が理由です。これらの(LSB)CC番号により、パラメータ範囲の128分の1(別の言いかたをすると16,384ステップ中の連続した128ステップ)が変更されます。
ES2にMIDIコントローラを割り当てる
MainStageで、左下隅にある「MIDI」ボタンをクリックして、コントローラ割り当て領域を表示します。
「Ctrl A」から「Ctrl F」までの各ポップアップメニューから、使用したいコントローラの名前または番号を選択します。
ES2のMIDIコントローラ割り当てを登録する
MainStageで、左下隅にある「MIDI」ボタンをクリックして、コントローラ割り当て領域を表示します。
コントロールメニュー(Ctrl A - Ctrl F)から「Learn」を選択します。
MIDIキーボードまたはコントローラで、選択したコントローラを動かします。
注記: 適切なMIDIメッセージが20秒以内に受信されなかった場合、選択されたコントロールは前の値/割り当てに戻ります。