MainStageユーザガイド
- ようこそ
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- 「編集」モードの概要
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- チャンネルストリップの概要
- チャンネルストリップを追加する
- チャンネルストリップ設定を変更する
- チャンネルストリップのコンポーネントを設定する
- シグナル・フロー・チャンネル・ストリップを表示する
- メトロノームチャンネルストリップを非表示にする
- チャンネルストリップのエイリアスを作成する
- パッチバスを追加する
- チャンネルストリップのパンまたはバランス位置を設定する
- チャンネルストリップのボリュームレベルを設定する
- チャンネルストリップをミュートする/ソロにする
- マルチ音源出力を使用する
- 外部MIDI音源を使用する
- チャンネルストリップを並べ替える
- チャンネルストリップを削除する
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- 「チャンネル・ストリップ・インスペクタ」の概要
- チャンネルストリップ設定を選択する
- チャンネルストリップの名前を変更する
- チャンネルストリップのカラーを変更する
- チャンネルストリップのアイコンを変更する
- チャンネルストリップでフィードバック保護を使用する
- ソフトウェア音源チャンネルストリップのキーボード入力を設定する
- 個別のソフトウェア音源をトランスポーズする
- MIDIメッセージをフィルタリングする
- チャンネルストリップのベロシティをスケーリングする
- Hermode Tuningを無視するようにチャンネルストリップを設定する
- コンサートレベルおよびセットレベルのキー範囲を上書きする
- チャンネル・ストリップ・インスペクタでチャンネルストリップにテキストノートを追加する
- オーディオをセンドエフェクト経由でルーティングする
- グラフを操作する
- コントローラのトランスフォームを作成する
- 複数のコンサートでパッチやセットを共有する
- コンサートのオーディオ出力を録音する
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- エフェクトの概要
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- 音源: はじめに
MainStageのVintage Electric Pianoのモデルコントロール
モデルパラメータを使用するには、コントロールバーの「Details」ボタンをクリックします。モデルパラメータは、現在選択中のモデルに影響を与えます。
「Model」パラメータ
「Voices」ノブ/フィールド: 同時に鳴らすことのできるボイスの最大数を設定します。値を小さくすると、同時発音数が制限されます。「Voices」を1に設定すると、Vintage Electric Pianoはモノフォニックになります。設定の最大値は88で、サスティンペダルを踏んだまま88キー全体をグリッサンドできます。
「Decay」ノブ/フィールド: ピアノサウンドのディケイタイムを設定します。値が低いとサウンドのサスティンは短くなり、トーンピンの振動中に適用されるダンピングのレベルが高くなります。値を小さくすると、メイントーンが強調されて、トランジェントハーモニックより長い時間聞こえます。これは、音響的には、ピックを持つ手でエレクトリックギターの弦を押さえたときの効果に似ています。エレクトリックピアノも同じ方法で調節できます。値を大きく(長い設定に)すると、サスティンが長くなりダイナミックさが減少します。
「Release」ノブ/フィールド: キーを放したあとに適用される減衰の強さを指定します。非常に長い設定に(「Release」値を大きく)しておくと、ピアノをビブラフォンのように演奏できます。
「Stereo Width」ノブ/フィールド: ステレオ空間を調整します。高い値にすると、低音部は左チャンネルから、高音部は右チャンネルから聞こえます。
ヒント: 旧式のエレクトリックピアノはステレオ出力を備えていなかったため、それらの楽器の音を忠実に再現したい場合はこのパラメータを使用しないでください。
「Tine Bell」ノブ/フィールド: トーンの(非ハーモニックな)高音部のレベルを設定します。これは、クラシックなエレクトリックピアノのサウンドをエミュレートする場合に役立ちます。
「Damper Noise」ノブ/フィールド: ダンパーノイズのレベルを設定します。オリジナルの楽器で振動中のトーンピンに触れるダンパーフェルトをエミュレートします。