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Final Cut Proのオーディオチャンネルとコンポーネント
オーディオファイルには1つまたは複数のオーディオチャンネルが含まれます。チャンネルは、一般的に、録音時の各マイクからの入力、またはマルチチャンネル出力時の各スピーカーからの出力に相当します。たとえば、ステレオ・オーディオ・ファイルには通常、左チャンネルと右チャンネルが含まれており、再生時にはそれぞれ左スピーカーと右スピーカーから出力されます。
Final Cut Proでは、クリップでのチャンネルの構成方法に応じて、チャンネルが自動的にオーディオコンポーネントにグループ化されます。クリップのオーディオ部分を展開して、個々のチャンネルのレベルでオーディオコンポーネントを表示および編集できます。各コンポーネントに対して音量やパンを別々に調節したり、異なるオーディオエフェクトを適用したり、エフェクトのキーフレームを別々に設定したりできます。Final Cut Proのオーディオ編集の概要を参照してください。
表示されるオーディオコンポーネントの数は、ソースクリップで構成したチャンネル数と同じになります。
注記:AACやMP3など、多くの一般的なデジタル・オーディオ・ファイル形式では、インターリーブ・ステレオ・ファイルが使用されます。このファイルでは、左右のチャンネルが分けられません。左右のインターリーブチャンネルが含まれるステレオクリップは、「オーディオ」インスペクタおよびタイムラインで単一のオーディオコンポーネントとして表示されます。クリップのチャンネル構成を「ステレオ」から「デュアルモノ」に変更した場合、チャンネルは2つの別々のオーディオコンポーネントとして表示されます。
Final Cut Proのオーディオチャンネルを構成するを参照してください。
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