Final Cut Proユーザガイド
- ようこそ
-
- Final Cut Pro 10.5.3の新機能
- Final Cut Pro 10.5の新機能
- Final Cut Pro 10.4.9の新機能
- Final Cut Pro 10.4.7の新機能
- Final Cut Pro 10.4.6の新機能
- Final Cut Pro 10.4.4の新機能
- Final Cut Pro 10.4.1の新機能
- Final Cut Pro 10.4の新機能
- Final Cut Pro 10.3の新機能
- Final Cut Pro 10.2の新機能
- Final Cut Pro 10.1.2の新機能
- Final Cut Pro 10.1の新機能
- Final Cut Pro 10.0.6の新機能
- Final Cut Pro 10.0.3の新機能
- Final Cut Pro 10.0.1の新機能
-
- 用語集
- 著作権
Final Cut Proでのプロジェクトの共有の概要
Final Cut Proでは、プロジェクトまたはクリップを出力するためのさまざまな書き出し設定があらかじめ構成されています。これらを出力先といいます。例えば、プロジェクトまたはクリップをファイルとして書き出したり、iPhoneやiPadなどのAppleデバイスで視聴できるように書き出したり、ソーシャルメディアWebサイトに追加したり、ディスクに書き込んだりできます。ムービーのフレームを保存したり、イメージシーケンスを書き出したりすることもできます。これらのオプションごとに異なる出力先が使用されます。
Final Cut Proをはじめて開いたときは、「共有」メニューにデフォルトの出力先リストが表示されます。
下の表に、デフォルトのリストに表示される各出力先の詳細を示します。
出力先 | 用途 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DVD | プロジェクトを標準精細度(SD)のDVDに書き込みます。Final Cut Proから光学式ディスクを作成する/ディスクイメージを作成するを参照してください。 | ||||||||||
ファイルを書き出す(デフォルト) | プロジェクトをQuickTimeムービーファイルとして書き出します。Final Cut Proで最終マスタリングファイルを書き出すを参照してください。 | ||||||||||
Appleデバイス720p | iPod Touch、iPhone、iPad、Apple TVなどのほとんどのAppleデバイスでの再生用にファイルを書き出します。最大720pの解像度で出力ファイルを作成します。Appleデバイスの3つのオプションの1つで、データレートが最も低く、サイズが最も小さいファイルを作成します。 | ||||||||||
Appleデバイス1080p | iPod Touch、iPhone、iPad、Apple TVなどの多くのAppleデバイスモデルでの再生用にファイルを書き出します。最大1080pの解像度で出力ファイルを作成します。 | ||||||||||
Appleデバイス4K | iPhone、iPad、Apple TVの最近のモデルでの再生用にファイルを書き出します。 最大4Kの解像度で出力ファイルを作成します。Appleデバイスの3つのオプションの1つで、データレートが最も高く、サイズが最も大きいファイルを作成します。 | ||||||||||
YouTubeおよびFacebook | Webで共有するためにプロジェクトやクリップを準備します。Final Cut ProからWebで共有するを参照してください。 |
出力先を追加したり、デフォルトの出力先リストをカスタマイズした独自の出力先に置き換えたりすることも簡単にできます。たとえば、ムービーのフレームをPhotoshopファイルとして保存したい場合は、「現在のフレームを保存」を出力先リストに追加し、その出力先がPhotoshopファイルを書き出すことを指定する必要があります。出力先の作成および変更は、Final Cut Proの環境設定の「出力先」パネルで行います。
また、出力先バンドルを作成して、一度に複数のタイプの出力を書き出すこともできます。Final Cut Proで共有の出力先を作成するを参照してください。
出力をさらにカスタマイズするために、プロ向けのトランスコーディングアプリケーションであるCompressorを使用することもできます。CompressorでFinal Cut Proから共有するを参照してください。