Mac用Final Cut Proの色補正エフェクトの概要

Final Cut Proには、さまざまな色補正や補正エフェクトのために使用できる、強力な手動色補正ツールが用意されています。ツールを使用するには、色補正エフェクトを適用してから、「カラー」インスペクタでエフェクトのコントロールを調整します。

以下のいずれかの色補正エフェクトを使って、クリップイメージ全体の色合い、色のサチュレーション、および露出の調整を手動で行うことができます。

「カラーボード」エフェクト

独自の「カラーボード」には、サチュレーション、露出、および色の調整用のコントロールがあります。

「カラーホイール」エフェクトには、ビデオクリップ内の色を調整するために使える4つのカラーホイール（「グローバル」、「シャドウ」、「中間色調」、「ハイライト」）があります。カラーホイールの両側にあるスライダを使って、クリップのブライトネスとサチュレーションのレベルを調整することもできます。

「カラーカーブ」エフェクトでは、カラーカーブを使って、イメージ内の各カラーチャンネルとルミナンスチャンネルの成分を調整できます。

「ヒュー/サチュレーションカーブ」エフェクトには、クリップの色を補正するために使える6つのヒュー/サチュレーションカーブがあります。

「カラー調整」エフェクトには、露出、コントラスト、ブライトネス、サチュレーション、ハイライト、シャドウ、暖かみ、および色合いを調整するためのコントロールがあります。「カラー調整」エフェクトは、特にHDRクリップの調整に有効ですが、SDRクリップの調整にも使えます。

また、「カラー調整」エフェクトを使って、クリップのライトとカラーを自動的に補正することもできます。「ライトとカラーの補正」オプションは、機械学習を使って、カラーバランス、ブライトネス、コントラストを改善し、より自然なアピアランスのクリップを自動的に作成します。

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