Final Cut Pro X でビデオノイズを軽減する

Final Cut Pro X 10.4.4 では、組み込みの「ノイズリダクション」エフェクトを使って、標準ビデオクリップや 360° ビデオクリップからビデオノイズを除去できます。

ビデオノイズは、暗い場所で撮影したビデオクリップや、イメージセンサーが小さいデバイス (スマートフォンやコンパクトカメラなど) で撮影したビデオクリップによく現れる症状です。ビデオノイズとは、映像の上から砂嵐や雪を降らせたようなランダムな白い点がポツポツと表示される症状で、光源や露出が不足した写真フィルムに現れるざらつき (粒状感) に似ています。

ビデオクリップでビデオノイズを軽減するには、「ノイズリダクション」エフェクトを追加して、その設定を調整します。

「ノイズリダクション」クリップエフェクトを追加する

プロジェクトのタイムラインで標準または 360° のビデオクリップに「ノイズリダクション」エフェクトを追加します。 

  1. 「エフェクト」ブラウザを開くには、「ウインドウ」>「ワークスペースに表示」>「エフェクト」の順に選択します (または「command + 5」キーを押します)。
  2. 「エフェクト」ブラウザの「ビデオ」カテゴリで、「基本」をクリックして標準ビデオクリップ用のエフェクトを表示するか、「360°」をクリックして 360° ビデオクリップ用のエフェクトを表示します。「エフェクト」ブラウザの下部にある検索フィールドに「ノイズリダクション」と入力することもできます。
  3. タイムラインのクリップで「ノイズリダクション」エフェクトをプレビューするには、「エフェクト」ブラウザで「ノイズリダクション」(または「360° ノイズリダクション」) エフェクトサムネールをスキミングします。
  4. エフェクトをタイムラインのクリップにドラッグします。このエフェクトをはじめて追加したときは、クリップのノイズが解析されます。この解析が終わると、その後数秒程度で結果が表示されます。

クリップに複数のエフェクトを追加する場合は、「ノイズリダクション」を最初に追加して、エフェクトリストの一番上に表示されるようにします。「ノイズリダクション」エフェクトをリストの先頭にドラッグして、処理順を変更することもできます。そうしておけば、最高の仕上がりになります。

「ノイズリダクション」クリップエフェクトの設定を調整する

「ノイズリダクション」エフェクトをタイムラインのクリップに追加した後で、そのエフェクトを調整できます。 

  1. タイムラインでエフェクトを適用したクリップを選択します。
  2. 「ウインドウ」>「ワークスペースに表示」>「インスペクタ」の順に選択して (または「command + 4」キーを押して) ビデオインスペクタのボタン をクリックし、ビデオインスペクタを表示します。
  3. インスペクタで「ノイズリダクション」エフェクトを選択し、その設定を調整します。
    • 適用するノイズリダクションの量を選択するには、「量」ポップアップメニューをクリックして量を選択します。 
    • 適用するシャープネスの量を選択するには、「シャープネス」ポップアップメニューをクリックして量を選択します。
  4. エフェクトを細かく確認するには、ビューアの右上隅にある「拡大/縮小」ポップアップメニューを「100%」に設定します。確認が終わったら、同じメニューから「合わせる」を選択します (または「shift + Z」キーを押します)。

 

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