iPad用Logic Proのマルチエフェクト

マルチエフェクトユニットは、特定の音楽パートや曲の一部を際立たせたり強めたりする必要があるさまざまな状況に1か所で対応できるソリューションです。内蔵のマルチエフェクトプロセッサは、微妙な変化をもたらす使い方や型通りの使い方もできますが、音楽を劇的に変えることを得意とする真にクリエイティブなツールです。

Beat Breakerは、入力オーディオをリアルタイムで並べ替えるオーディオプラグインで、オーディオをスライスしたり、アレンジし直したり、スクラッチエフェクトを追加したりできます。スライスを並べ替えてオーディオを再生するだけでなく、スライスごとに速度、向き、ボリューム、繰り返しの回数を設定できます。Beat Breakerを参照してください。
Phat FXは音色を調整できるマルチエフェクトユニットです。主にドラム、ベース、ギターの各パート用に設計されています。必要に応じて、温かみ、パンチや存在感を加えることができ、ヘビーなディストーションを作り出すこともできます。何らかの「フレーバー」を加える必要がある、あらゆる種類の信号に使用できます。Phat FXを参照してください。
Step FXは、3つの独立した内蔵128ステップモジュレータを使用することで、詳細なモジュレーションコントロールを実現するマルチエフェクトユニットです。任意の種類の信号に使用でき、音楽パートのリズムをわずかに、または大幅に強調したり、ダンスフロア向きのゲート効果を加えたり、オーディオトラックと音源トラックをまったく新しいものにできるワープ操作を実行したりできます。Step FXを参照してください。
Remix FXは、「Filter」、「Gater」、「Downsampler」、「Reverse」、「Scratch」、「Tape Stop」など、DJスタイルの複数のエフェクトを組み合わせることができる柔軟なマルチエフェクトユニットです。主に電子的なスタイルの音楽にライブのダンスフロア向きのグルーブを加えるために使用されますが、任意の種類の信号に使用できます。Remix FXを参照してください。

プラグインの使い方について説明します。

ユーザガイドの表記規則

iPad用Logic Proプラグインの表示画面は大きく分けて2種類あります。

タイル表示。プラグイン領域に主なパラメータのみがいくつか表示されます
詳細表示。この画面からプラグインのすべてのパラメータにアクセスできます

このガイドでは、タイル表示で利用できるパラメータをで示します。

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Logic ProiPad用ユーザガイド

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