Macで入力候補を表示する/誤りを修正する
多くのmacOSアプリでは、文章のスペルミスをチェックしたり、入力中に自動的に誤りを修正したり、入力している単語や語句を完成させるインライン予測を表示したりできます。必要に応じて、インライン予測や自動修正のオン/オフを切り替えることができます。
M1以降を搭載したMacをお使いの場合は、作文ツールを使用して文章を校正することもできます。Apple Intelligenceで作文ツールを使用するを参照してください。
入力途中の単語を自動入力する
入力中に、入力している単語や語句を完成させるインライン予測を表示できます。
Macで、アップルメニュー >「システム設定」と選択し、サイドバーで「キーボード」 をクリックします。(下にスクロールする必要がある場合があります。)
「テキスト入力」に移動し、「編集」をクリックします。
「インライン予測テキストを表示」をオンにしてから、「完了」をクリックします。
注記: 一部の言語ではインライン予測を使用できません。「macOSで利用できる機能」のWebページを参照してください。
アプリで入力中に、入力している単語や語句を補完する予測がグレイでインライン表示されます。スペースバーを押すと予測を受け入れ、入力を続けると予測を無視します。
絵文字の候補を表示して、入力中に素早く挿入することもできます。「絵文字と記号を使用する」を参照してください。
お使いのMacにTouch Barがある場合は、入力候補を表示するオプションを設定できます。
スペルミスを自動的に修正する
自動修正をオンにすると、スペルミスのある単語が検出され、入力中に自動的に修正されます。
Macで、アップルメニュー >「システム設定」と選択し、サイドバーで「キーボード」 をクリックします。(下にスクロールする必要がある場合があります。)
「テキスト入力」に移動し、「編集」をクリックします。
「英字入力中にスペルを自動変換」をオンにして、「完了」をクリックします。
注記: 入力中に文または固有名詞(人や場所の名前など)の先頭の文字を自動的に大文字にするには、「文頭を自動的に大文字にする」をオンにします。
アプリで入力中に、スペルミスのある単語が検出されます。次のいずれかを実行します:
候補を受け入れる: 候補が1つしか表示されない場合、自動的に語が修正されます。複数の候補がある場合、1つを選択します。
候補を無視する: Escを押して入力を続けます。
スペルミスのある単語には赤い下線が引かれ、無視するかスペル辞書に追加するまで下線が表示され続けます。Controlキーを押しながら単語をクリックしてから、「スペルを無視」(その書類内で同じ単語が再度見つかった場合は無視されますが、ほかの書類ではスペルミスのフラグが付きます)または「スペルを追加」(すべての書類でその単語にスペルミスのフラグが付かなくなります)を選択します。
オートコレクトを取り消す: 自動的に修正された語は実線の下線で簡潔に示されます。元のスペルに戻すには、単語の後ろに挿入ポイントを置いて元のスペルを表示し、それを選択します。Controlキーを押しながら単語をクリックしてから、「[元のスペル]に戻す」を選択することもできます。
特定のアプリでオートコレクトをオフにするには、アプリを開いてから、「編集」>「スペルと文法」>「スペルを自動的に修正」と選択します(チェックマークが付いていない場合、オプションは無効です)。
アプリの「編集」メニューにスペルまたは文法に関するコマンドがない場合は、設定またはメニューを確認し、固有のスペルチェッカーがあるかどうか調べてください。
スペルと文法のミスをチェックする
Macのアプリで、次のいずれかの操作を行います:
スペルを確認する: 「編集」>「スペルと文法」>「書類を今すぐチェック」と選択します。最初のエラーが強調表示されます。次のエラーを表示するには、Command+セミコロン(;)を押します。スペルの候補を表示するには、Controlキーを押したまま単語をクリックします。
文法を確認する: 「編集」>「スペルと文法」>「スペルと一緒に文法をチェック」と選択します(オンであることがチェックマークで示されます)。文法ミスのある部分は点線で青色の下線が引かれます。下線が引かれた語の上にポインタを置くと、問題の説明が表示されます。
注記: 文法のチェックは、一部の地域、国、または言語では利用できません。「macOSで利用できる機能」のWebページを参照してください。
スペルミスを無視する: Controlキーを押したまま単語をクリックし、「スペルを無視」を選択します。書類内で同じ単語が再度見つかった場合は無視されます(ほかの書類で見つかった場合は強調表示されます)。
スペル辞書に単語を追加する: Controlキーを押したまま単語をクリックし、「スペルを追加」を選択します。どの書類でもこの単語にはスペルミスのフラグが付きません。
長い書類でも、「スペルと文法」ウインドウを使うと簡単にチェックできます。「編集」>「スペルと文法」>「スペルと文法を表示」と選択します。
Siri: または、次のように言うこともできます: 「[単語]のスペルを教えて。」Siriに頼む方法についてはこちら。
自動的にスペルチェックされる言語を変更する
デフォルトでは、Macでどの言語を入力しているかに関係なく、自動的にスペルがチェックされます。自動的にチェックされる言語を変更できます。
Macで、アップルメニュー >「システム設定」と選択し、サイドバーで「キーボード」 をクリックします。(下にスクロールする必要がある場合があります。)
「テキスト入力」に移動し、「編集」をクリックします。
次のいずれかを実行します:
1つの言語のスペルをチェックする: 「スペルチェック」ポップアップメニューをクリックしてから、言語を選択します。
複数の言語のスペルをチェックする: 「スペルチェック」ポップアップメニューをクリックし、「設定」を選択し、自動的にチェックする言語をすべて選択してから、「完了」をクリックします。