必要な環境
- iOS 13.2 以降を搭載した iPhone、iPad、または iPod touch。
- iCloud で使っている Apple ID を使い、iPhone、iPad、iPod touch でホーム App を設定しておくこと。
- iPad、HomePod、または Apple TV にホームハブを設定しておくこと。
- 1 台以上の HomeKit Secure Video 対応のカメラ。
- この機能に対応した iCloud ストレージプラン。
ビデオをストリーミングしたりビデオクリップを保管したりする分には、iCloud ストレージプランは必要ありません。ビデオを録画する場合は、カメラ 1 台なら 200 GB の iCloud ストレージプランが必要です。2TB のストレージプランなら最大 5 台のカメラに対応します。
カメラを設定する
- カメラのメーカーが提供しているカメラ設定用の iOS App または iPadOS App をインストールする必要があるか、メーカーに確認します。
- ホーム App でカメラをアクセサリとして追加します。カメラが追加されたという通知がデバイスに表示されます。ホーム App で接続しているネットワークにカメラを追加するようにしてください。また、安定したネットワークをお使いください。録画中にネットワーク接続が途切れると、ビデオが保存されない場合があります。
- 画面の案内にそって、ストリーミングや録画の設定、ユーザのアクセス権などを選択します。これらの設定は後から変更することもできます。終わったら「完了」をタップします。
上記の手順で HomeKit Secure Video 対応のカメラをすべてホーム App に追加してください。録画機能付きカメラの台数が、iCloud ストレージプランで対応可能な台数の上限に達すると、通知が表示されます。
ホーム App で使っている Apple ID で、ホームをいくつ所有していても、その全部で合計 5 台の録画機能付きカメラを使えます。ファミリー共有で iCloud ストレージプランを分け合っている場合、そのメンバー全員で、この上限は共有されます。6 台以上のカメラで録画するには、別の iCloud ストレージプランに加入済みの別の Apple ID を使う必要があります。
設定を変更する
カメラの設定を調整するには、iPhone、iPad、iPod touch でホーム App を開きます。ビデオフィードをタップし、「設定 」をタップします。Mac* では、「control」キーを押しながらビデオフィードをクリックし、「設定
」を選択します。
- カメラの名前と、設置する部屋を変更します。「よく使う項目に含める」をオンにすると、ホーム App の「ホーム」タブや iOS、iPadOS、Apple TV のコントロールセンターで、また、Apple Watch の一部の機能を使って、アクセサリにアクセスし、操作できるようになります。
- 「通知」をタップして、通知の受信方法を変更します。通知のオン/オフを切り替える、特定の動作が検知された場合や家に誰もいないときに知らせてもらうなど、適宜設定できます。通知設定の内容は、カメラのメーカーごとに異なる場合があります。
- 「収録オプション」を調整し、録画の対象や、保存するビデオクリップを選択します。家族が家にいるとき、またはいないときにストリーミングと録画をするか選択し、音声を録音するかどうかや、特定の動作が検知されたときの対応を設定します。ストリーミングと収録の設定内容は、カメラのメーカーごとに異なる場合があります。
- 「顔認識」をオンにすると、写真 App でタグ付けした人が訪問してきたときに通知してもらえます。
* macOS 10.15.1 以降のホーム App で、録画設定を変更し、ビデオクリップやビデオストリームを見ることができます。
ビデオを確認して共有する
ホーム App の「ホーム」タブの「よく使うカメラ」、またはホーム App でカメラを設置している部屋の画面で、ビデオストリームや録画の内容を見ることができます。ホームのメンバーも、Apple TV のコントロールセンター、Mac のホーム App、または Apple Watch でビデオストリームを見られます。ホーム App のメインユーザは、ビデオの録画を全部見ることができるホームユーザを制限できます。
ビデオクリップを確認するには、iPhone、iPad、iPod touch のホーム App でビデオフィードをタップします。Mac* では、ホーム App でビデオフィードをダブルクリックします。
- ビデオの上には、見ている映像の撮影日時が表示されます。ビデオの上にあるカレンダーを使って、特定の日付の録画内容を表示できます。iCloud に履歴として保存される過去 10 日分の収録ビデオクリップを見ることができます。
- 画面の下部にあるビデオタイムラインを使って、録画映像の再生や一時停止、ビデオの巻き戻し/早送りができます。人や動物、車のアイコンがタイムラインに表示される場合は、そのアイコンをタップまたはクリックして、ホームハブが動作を検知したときに録画されたビデオクリップを見ることができます。iPhone、iPad、iPod touch では、タイムラインを 2 本指でピンチして拡大すると、フレームを詳細に確認できます。
- ビデオクリップをほかの人や App と共有したり、iCloud や写真 App に保存したりするには、
をタップまたはクリックします。
をタップまたはクリックすると、ホーム App でカメラと同じ部屋に設置されているほかのアクセサリを確認できます。
* macOS 10.15.1 以降のホーム App で、録画設定を変更し、ビデオクリップやビデオストリームを見ることができます。