iPhoneカメラのビデオ録画設定を変更する
iPhoneでは、ビデオはデフォルトで30 fps(1秒当たりのフレーム数)で録画されます。iPhoneのモデルによっては、ほかのフレームレートやビデオの解像度設定を選択できます。フレームレートが速くなり、解像度が高くなると、ビデオファイルのサイズが大きくなります。
クイック切り替え機能を使用して、ビデオの解像度とフレームレートをカメラ画面で簡単に変更することもできます。
クイック切り替え機能を使用してビデオの解像度とフレームレートを変更する
「ビデオ」モードでは、画面上部のクイック切り替え機能を使用して、iPhoneで使用できるビデオの解像度やフレームレートを変更します。
右上隅にあるクイック切り替え機能をタップすると、「ビデオ」モードのHDまたは4K録画、および24、25、30、60fpsを切り替えられます。
iPhone 14モデル、iPhone 15モデル、およびiPhone 16モデルでは、シネマティックモードでクイック切り替え機能を使って、HDまたは4K、および24、25、30fpsを切り替えられます。
FPS自動調整を変更する
iPhoneではフレームレートを自動的に24 fpsにすることで、暗い状況でもビデオの品質を向上させることができます。
「設定」 >「カメラ」>「ビデオ撮影」と選択してから、お使いのモデルに応じて以下のいずれかを行います:
「FPS自動調整」をタップして、30fpsのビデオのみ、または30fpsと60fpsの両方のビデオに「FPS自動調整」を適用します。
「自動低照度FPS」をオンにします。
ステレオ録音のオン/オフを切り替える
iPhoneでは、複数のマイクを使用してステレオサウンドを実現します。
ステレオ録音をオフにするには、「設定」 >「カメラ」と選択してから、「ステレオ音声を録音」をオフにします。
HDRビデオのオン/オフを切り替える
対応しているモデルでは、ビデオがHDRで撮影されます。HDRビデオは、iOS 13.4以降、iPadOS 13.4以降、またはmacOS 10.15.4以降を搭載したデバイスで共有され、それ以外のデバイスは同じビデオのSDRバージョンを受け取ります。
HDR撮影をオフにするには、「設定」 >「カメラ」>「ビデオ撮影」と選択してから、「HDRビデオ」をオフにします。
「カメラをロック」のオン/オフを切り替える
対応しているモデルでは、「カメラをロック」設定で、ビデオの撮影中にカメラが切り替わるのを防ぐことができます。「カメラをロック」はデフォルトではオフになっています。
「カメラをロック」をオンにするには、「設定」 >「カメラ」>「ビデオ撮影」と選択してから、「カメラをロック」をオンにします。
「手ぶれ補正(拡張)」のオン/オフを切り替える
対応しているモデルの「手ぶれ補正(拡張)」設定では、「ビデオ」モードおよびシネマティックモードでの撮影中に少しズームインされ、手ぶれ補正が強化されます。「手ぶれ補正(拡張)」はデフォルトではオンになっています。
「手ぶれ補正(拡張)」をオフにするには、「設定」 >「カメラ」>「ビデオ撮影」と選択してから、「手ぶれ補正(拡張)」をオフにします。
「ホワイトバランスをロック」のオン/オフを切り替える
iPhoneでビデオを撮影するときにホワイトバランスをロックして、照明の状況に応じて記録されるカラーの正確性を高めることができます。
「ホワイトバランスをロック」をオンにするには、「設定」 >「カメラ」>「ビデオ撮影」と選択してから、「ホワイトバランスをロック」をオンにします。
スローモーション撮影のフレームレートを調整する
「スロー」モードは背面カメラでは1080 HD(240 fps)、前面カメラでは1080 HD(120 fps)で撮影するよう設定されています。背面カメラを120 fpsに変更するには、「設定」 >「カメラ」>「スローモーション撮影」と選択します。
シネマティックモードの解像度とフレームレートを調整する
シネマティックビデオは1080 HD(30fps)で撮影するよう設定されています。4K(24 fps)または4K(30 fps)に変更するには、「設定」 >「カメラ」>「シネマティック撮影」と選択します。
「アクションモード(低照度)」をオンにする
暗い場所でアクションモードを使用する場合は、「設定」 >「カメラ」>「ビデオ撮影」と選択してから、「アクションモード(低照度)」をオンにします。