Macで特定のワークフロー用にディスプレイを設定する
MacまたはAppleディスプレイには、カラーの正確さが求められるワークフロー向けのプロ仕様の機能が搭載されています。業界標準のリファレンスモードやカスタム補正に加え、プリセットを素早く切り替えられるショートカット機能も利用できます。
プリセットまたはカスタムリファレンスモードを使用する
適切なプリセットまたはカスタムリファレンスモードを使用すると、作品をプリンタ、ポストプロダクションスイート、または放送システムに引き渡す際に、業界標準に対応してコンテンツのカラーを正確に変換できます。カスタムリファレンスモードは読み込んだり書き出したりできるため、チームのほかのメンバーと共有することができます。
プリセットを選択する
プリセットとは?プリセットとは、ディスプレイの色空間、ホワイトポイント、ガンマ、および明るさを、特定のメディアタイプや業界標準の正確な要件に一致するように設定するリファレンスモードのことです。例えば、「Photography(P3-D65)」プリセットを選択すると、画面に表示されるものがカメラで撮影したものと一致するように、ディスプレイが写真ワークフローで期待される正確なカラー特性に設定されます。
Macで、アップルメニュー
>「システム設定」と選択し、サイドバーで「ディスプレイ」をクリックします。(下にスクロールする必要がある場合があります。)
「プリセット」ポップアップメニューをクリックしてから、ワークフローに最適なオプションを選択します。
「ディスプレイ」設定の「プリセット」メニューを使用するを参照してください。
カスタムリファレンスモードを作成して共有する
独自のリファレンスモードは作成可能か?はい。ディスプレイに付属のプリセットに加えて、独自のカスタムリファレンスモードを作成できます。このオプションは、内蔵プリセットリファレンスモードが特定のワークフローに合わない場合におすすめします。
Macで、アップルメニュー
>「システム設定」と選択し、サイドバーで「ディスプレイ」をクリックします。(下にスクロールする必要がある場合があります。)
「プリセット」ポップアップメニューをクリックして、「プリセットをカスタマイズ」を選択します。
をクリックしてから、特定のプリセットの情報を入力します。ヒント: カスタムリファレンスモードを作成したあと、「メニューに表示」をオンにすると、コントロールセンターにリファレンスモードが表示されます。
カスタムリファレンスモードを作成するを参照してください。
カスタムリファレンスモードは共有可能か?はい。カスタムリファレンスモードは読み込んだり書き出したりできるため、チームのほかのメンバーと共有することができます。
Macで、アップルメニュー
>「システム設定」と選択し、サイドバーで「ディスプレイ」をクリックします。(下にスクロールする必要がある場合があります。)
「プリセット」ポップアップメニューをクリックして、「プリセットをカスタマイズ」を選択します。
アクションポップアップメニューをクリックし、以下のいずれかの操作を行います:
カスタムリファレンスモードの設定を含むファイルを読み込む: 「読み込む」を選択します。
カスタムリファレンスモードの設定を含むファイルを書き出す: 「書き出す」を選択します。
カスタムリファレンスモードを追加する/削除するを参照してください。
ディスプレイを補正する
MacやAppleディスプレイは、システム設定の「Pro Displayキャリブレータ」を使用して再補正できます。補正データはディスプレイ自体に保存されるため、設定はMacではなくディスプレイに付随します。
Macで、アップルメニュー
>「システム設定」と選択し、サイドバーで「ディスプレイ」をクリックします。(下にスクロールする必要がある場合があります。)
再補正したいディスプレイをクリックし、「プリセット」ポップアップメニューをクリックしてから、「ディスプレイを補正」をクリックします。
Pro Displayキャリブレータが開いたあとに、以下の表で説明するオプションのいずれかを選択します。
オプション | 説明 | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ディスプレイのホワイトポイント、原色、輝度、およびガンマ応答を再補正します。対応している分光測光器または測色計がある場合は、このオプションを使用します。 | |||||||||||
ホワイトポイントおよびルミナンス値を測定して、ターゲットで期待される値に調整します。このオプションは、フル補正よりも短時間で済む代替方法として使用します。 | |||||||||||
カラーグリッドを使用してディスプレイのホワイトポイントを視覚的に調整します。ディスプレイのホワイトポイントがほかのディスプレイと視覚的に合うように調整する必要がある場合には、このオプションを使用します。 | |||||||||||
訓練を受けた医療専門家は、医療用画像キャリブレータと医療用画像プリセットを使用して、一般放射線診断における画像の一次診断解釈のためにStudio Display XDRを準備することができます。医療用画像キャリブレータを開くを参照してください。
正確なカラーとスムーズなモーションを実現する
いくつかの設定は、ディスプレイのカラーの正確性やモーションの品質に影響します。それぞれの設定の働きを理解しておくと、使用するタイミングやオフにするタイミングを判断しやすくなります。
True Toneをオフにする True Toneは、ディスプレイに内蔵されたセンサーによって周囲の環境光を感知し、画面の色合いを自動的に調整します。これにより、どのような照明下でも白色が自然に見えるようになります。日常的な使用には最適ですが、色温度が常に変化するため、カラーの正確さが求められる作業では、実際の色味が正確に表示されない場合があります。True Toneをオフにするには、Macでシステム設定 | Night Shiftをオフにする Night Shiftは、ブルーライトを抑えるためにディスプレイの色合いを暖色系に変更します。これにより、夜間の目の疲れを和らげる効果が期待できます。ただし、画面が暖色系に変化することで、表示されるコンテンツのカラーが本来の色味と異なって見える場合があります。Night Shiftをオフにするには、Macで「システム設定」 |
固定リフレッシュレートを設定する Adaptive Syncは、コンテンツのフレームレートに一致するようにディスプレイのリフレッシュレートを自動的に変化させて、滑らかで流動的なモーションを実現します。フレーム単位での正確なシネマティック再生など、一部のプロのワークフローでは、一定で予測可能なリフレッシュレートが求められることがあります。固定リフレッシュレートを設定するには、Macのシステム設定 |
ディスプレイの設定を素早く変更する
キーボードショートカットとメニューバーを使用して、「ディスプレイ」設定を開いたり、プリセットとカスタムリファレンスモードを切り替えたりすることができます。
ヒント: 「ディスプレイ」設定を素早く開くには、キーボードでOption+F2キーを押します。
メニューバーに「ディスプレイ」を追加する True ToneやNight Shiftなどのディスプレイ設定に素早くアクセスしたり、プリセットやリファレンスモードを素早く切り替えたりするには、「ディスプレイ」をメニューバーに追加します。Macでシステム設定 | コントロールセンターでプリセットを切り替える プリセットとリファレンスモードを素早く切り替えるには、メニューバーで |