MacのiCloud設定を変更する
MacでApple Accountの「iCloud」設定を使用して、iCloudとiCloud+の機能のオン/オフを切り替えたり、iCloudストレージを管理したりします。
これらの設定を変更するには、アップルメニュー >「システム設定」と選択し、サイドバー上部で自分の名前をクリックしてから、「iCloud」をクリックします。
自分の名前が表示されない場合は、「サインイン」をクリックし、Apple Accountのメールアドレスまたは電話番号を入力してから、パスワードを入力します。
注記: すべてのオプションを表示するには、「すべて表示」をクリックする必要があります。
オプション | 説明 | ||||||||||
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iCloudストレージバー | ストレージ全体の使用状況を表示します。iCloudストレージを管理するには、「管理」をクリックします。以下の操作ができます:
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iCloudに保存する項目 | 写真、ドライブ、パスワード、メモ、メッセージ、およびメールの同期状態を表示します。特定のアプリをクリックすると詳細が表示されます。より多くのアプリを管理するには「すべて表示」をクリックします。 丸印は、iCloudストレージ全体のステータスを示します:
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写真 | 「このMacを同期」をオンにすると、iCloud写真を使って写真やビデオを保存して、Apple Accountにサインインしているすべてのデバイスの写真アプリからそれらにアクセスできます。共有アルバムを作成したり、iCloud共有写真ライブラリを使って共有ライブラリで共同作業をしたりすることもできます。 | ||||||||||
Drive | 「このMacを同期」をオンにすると、iCloud Driveにファイルを保存して、Apple Accountにサインインしているすべてのデバイスでそれらにアクセスできます。次のいずれかを選択できます:
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パスワード | 「このMacを同期」をオンにすると、パスワードやクレジットカード番号などの情報をiCloudに安全に保存して、Apple Accountでサインインしているどのデバイスからでもそれらにアクセスできます。情報を自動入力するようにiCloudキーチェーンを設定するを参照してください。 | ||||||||||
メモ | 「このMacを同期」をオンにすると、iCloud Driveにメモを保存して、Apple Accountにサインインしているすべてのデバイスでそれらにアクセスできます。 | ||||||||||
メッセージ | 「このMacで使用」をオンにすると、iCloudにメッセージを保存して、Apple Accountでサインインしているすべてのデバイスでそれらにアクセスできます。iCloudにあるメッセージ数を確認したり、メッセージの保存期間を選択したり、Macと同期したりすることもできます。 | ||||||||||
メール | 「このMacを同期」をオンにすると、iCloudにiCloudメールのメールを保存して、Apple Accountでサインインしているすべてのデバイスのメールアプリからそれらにアクセスできます。 iCloudメールアドレスをまだお持ちでない場合は、作成するよう求められます。「iCloudユーザガイド」の「iCloudメールの主要メールアドレスを作成する」を参照してください。 | ||||||||||
Macを探す | 「オンにする」をクリックすると、Apple Accountでサインインしているすべてのデバイスを探せます。紛失したデバイスを追跡したり、ロックしたり、リモート消去したりできます。 「Macを探す」を使用するには、位置情報サービスをオンにする必要があります。オンにするには、サイドバーで「プライバシーとセキュリティ」 をクリックし(下にスクロールする必要がある場合があります)、「位置情報サービス」をクリックします。「位置情報サービス」をオンにして、Macの管理者の名前とパスワードを入力してから、「ロック解除」をクリックします。「探す」を設定するを参照してください。 | ||||||||||
連絡先 | iCloudに連絡先を保存して、Apple Accountにサインインしているどのデバイスからでもアクセスできるようにします。 | ||||||||||
iCloudカレンダー | iCloudにカレンダー情報を保存して、Apple Accountにサインインしているどのデバイスからでもアクセスできるようにします。 | ||||||||||
リマインダー | iCloudにリマインダーを保存して、Apple Accountにサインインしているどのデバイスからでもアクセスできるようにします。 | ||||||||||
Safari | Safariアプリで開いているタブをリーディングリストやブックマークと共にiCloudタブに保存して、Apple Accountにサインインしているどのデバイスからでもアクセスできるようにします。 | ||||||||||
News | iCloudにニュース情報を保存して、Apple Accountにサインインしているどのデバイスからでも、フォローしているチャンネルやトピック、保存した記事、閲覧履歴にアクセスできるようにします。 | ||||||||||
株価 | iCloudに株価ウォッチリスト情報を保存して、Apple Accountにサインインしているどのデバイスからでも表示できるようにします。 | ||||||||||
ホーム | ホームアプリを使ってiCloud経由でインターネット通信することを許可して、サーモスタット、コンセント、窓のブラインド、電球など、インターネットに接続されたホームデバイスをApple Accountにサインインしているどのデバイスからでも制御できるようにします。 | ||||||||||
ウォレット | iCloudにカードを保存して、Apple Accountにサインインしているどのデバイスからでも使用できるようにします。 | ||||||||||
Siri | Siriの設定をiCloudに保存して、Apple Accountにサインインしているどのデバイスでも使えるようにします。 | ||||||||||
FaceTime | iCloudに通話履歴およびビデオメッセージを保存して、Apple Accountにサインインしているどのデバイスからでもアクセスできるようにします。 | ||||||||||
フリーボード | フリーボードのボードをiCloudに保存して、Apple Accountにサインインしているどのデバイスでも使えるようにします。 | ||||||||||
iCloud+でもっと楽しもう | iCloud+のサブスクリプションに登録していない場合は、「アップグレード」をクリックすると、iCloud+のプランを表示してサブスクリプションのプロセスを開始することができます。iCloud+では、写真、ファイル、バックアップのためのストレージが増えるだけでなく、iCloudプライベートリレー、メールを非公開、HomeKitセキュアビデオへの対応といった機能が追加されます。Appleのサポート記事「iCloud+にアップグレードする」を参照してください。 | ||||||||||
プランを管理 | iCloud+のサブスクリプションに登録すると、アップグレードして毎月のストレージを増やすことができます。オプションを選択してから「次へ」をクリックします。 「ダウングレードオプション」をクリックしてストレージ量をダウングレードすることもできます。この変更は、現在の月単位または年単位サブスクリプションが終わったあとに有効になります。ストレージを5 GBにダウングレードした場合は、iCloud+機能にアクセスできなくなります。 | ||||||||||
ファミリー | ファミリー共有を設定してiCloud+のサブスクリプションなどを共有します。ファミリー共有を設定するを参照してください。 | ||||||||||
プライベートリレー | iCloudプライベートリレーを使うと、IPアドレスやSafariでの閲覧履歴を非公開にして、暗号化されていないインターネットトラフィックを保護できるため、より安全でプライバシーを保護した方法でWebを閲覧できます。 iCloudプライベートリレーを使用するには、iCloud+のサブスクリプションに登録する必要があります。iCloudプライベートリレーを使用するを参照してください。 | ||||||||||
メールを非公開 | 「メールを非公開」を使うと、お使いのパーソナルメールアカウントに転送される一意でランダムなメールアドレスが生成されるため、Webのフォームに入力したりニュースレターに登録したりするときに実際のメールアドレスを知らせる必要がなくなります。アドレスは必要な数だけ作成できます。 「メールを非公開」を使用するには、iCloud+のサブスクリプションに登録する必要があります。「メールを非公開」を使用するを参照してください。 | ||||||||||
カスタムメールドメイン | カスタムメールドメインを使用すると、iCloudメールで、パーソナライズされたメールアドレスからメールを送受信することができます。 カスタムメールドメインを使用するには、iCloud+のサブスクリプションに登録する必要があります。「iCloudユーザガイド」の「iCloud.comのiCloudメールにすでに所有しているメールドメインを追加する」または「新しいメールドメインを購入し、iCloud.comのiCloudメールに追加する」を参照してください。 | ||||||||||
高度なデータ保護 | エンドツーエンドの暗号化により、最高レベルのクラウドデータセキュリティを適用してiCloudデータの大部分を保護します(macOS 13.1以降。一部の国や地域ではご利用いただけません)。Appleのサポート記事「iCloudのデータセキュリティの概要」を参照してください。 Appleはデータを復旧するのに必要なキーを保有しないので、お使いのアカウントに復旧用連絡先または復旧キーを設定する必要があります。パスワードを忘れた場合やアカウントにアクセスできなくなった場合に、これらの補助的な復旧方法を使ってデータへのアクセスを回復することができます。Appleのサポート記事「アカウント復旧用の連絡先を設定する」および「Apple Accountの復旧キーを設定する」を参照してください。 | ||||||||||
Web上のiCloudデータにアクセス | Web上のiCloud.comとprivacy.apple.comから、メール、連絡先、カレンダー、写真、メモ、リマインダー、ファイル、および書類にアクセスできるようにします。Appleのサポート記事「iCloudデータへのWebアクセスを管理する」を参照してください。 |
iCloudにはインターネット接続が必要であり、一部のiCloud機能には最小システム要件があります。Appleのサポート記事「iCloudのシステム条件」を参照してください。
iCloudおよびiCloud+はすべての地域で使用できるとは限らず、iCloud+の機能は地域によって異なる場合があります。「macOSで利用できる機能」のWebページを参照してください。