iCloudキーチェーンを使用して、パスワードやアカウントなどをiCloudで最新の状態に保つ
iCloudキーチェーンを使用すると、パスワードやアカウントなどをiCloudに安全に保存し、すべてのデバイスでそれらを利用できます。
すべてのデバイスで同じパスワードやアカウントなどを利用する
iCloudキーチェーンを設定すると、重要な情報はクラウドに保存され、デバイスの空き容量が増えます。iCloudキーチェーンでは、下記の情報の安全性を確保するため、エンドツーエンド暗号化などの業界標準のテクノロジーが使用されています:
Safariのユーザ名とパスワード
パスキー
クレジットカードの番号や有効期限
WiFiおよびAirPlayのパスワード
メール、連絡先、カレンダー、メッセージで使用するアカウント
情報はクラウドに保存されるため、iPhone、iPad、iPod touch、Macなど、iCloudキーチェーンが設定されていればどこからでもアクセスできます。iCloud for WindowsでiCloud Passwordsをオンにすると、WindowsコンピュータでWebパスワードにアクセスすることもできます。
Safariユーザ名の更新、パスワードの変更、アカウントの削除など、1つのデバイスで行った変更は、すべてのデバイスに自動的に表示されます。どこからアクセスしても、情報は常に最新です。
パスワードとパスキーを他の人と共有する
iOS 17、iPadOS 17、macOS Sonoma以降では、パスワードやパスキーを信頼できる連絡先のグループと共有できます。グループの全員がパスワードを追加および編集して、常に最新の状態に保つことができます。共有はiCloudキーチェーンを通じて行われるため、エンドツーエンドで暗号化されます。「iPhone」、「iPad」、「macOS」ユーザガイドの「信頼できる人とパスワードまたはパスキーを共有する」を参照してください。
注記: パスワードを共有グループに移動すると、iOS 17またはiPadOS 17以降を搭載したiPhoneまたはiPad、またはmacOS Sonoma以降を搭載したMacでのみパスワードにアクセスできます。
はじめに
「すべてのデバイスでiCloudキーチェーンとiCloud Passwordsを設定する」を参照してください。