iCloudストレージでできること
iCloudを設定すると、5GBの無料ストレージが使えるようになります。iCloud+にアップグレードすると、ストレージ容量を増やすことができます。50GB、200GB、2TB、6TB、または12TBのストレージを含むiCloud+プランから選択できます。詳細については、「iCloud+にアップグレードし、サブスクリプションを管理する」およびAppleサポート記事「iCloud+プランと料金」を参照してください。
セキュリティとiCloudストレージについて
アカウントは2ファクタ認証で保護できます。この認証機能は、多くのiCloud機能で必要になります。2ファクタ認証を使う場合、データにアクセスするには、Apple IDのパスワードと6桁の確認コードの両方を入力する必要があります。Apple IDのフィッシング攻撃対策を強化するには、確認コードの代わりに物理的なセキュリティキーを利用することもできます。Appleサポート記事「Apple IDの2ファクタ認証」および「Apple IDのセキュリティキーについて」を参照してください。
iCloudに保存されている情報はすべて暗号化され、一部のiCloud機能ではエンドツーエンド暗号化が使用されます。つまり、情報へのアクセスは、アカウントの所有者本人のみ、かつiCloudにサインインしているデバイスのみに制限されます。
iCloudの高度なデータ保護をオンにすると、クラウドデータのセキュリティを最高水準に引き上げることができます。iCloudの高度なデータ保護では、信頼できるデバイスでのみデータが復号されるため、万一クラウドでデータ侵害が起きたとしても、データを保護することができます。Appleはデータの復旧に必要な暗号キーを保管しないため、アカウントの所有者はアカウントに復旧用連絡先または復旧キーを設定する必要があります。万一パスワードを忘れた場合やアカウントにアクセスできなくなった場合は、こうした付加的な復旧方法を使用してデータへのアクセスを回復することができます。Appleサポート記事「iCloudのデータセキュリティの概要」を参照してください。
iCloudストレージの活用方法
iCloudに保存できるデータには、以下が含まれます。
写真とビデオ:iCloud写真を使用してiCloudにフォトライブラリを保存し、すべてのデバイスで表示できます。フル解像度のオリジナルの写真とビデオはクラウドに保存されます。縮小版の写真とビデオがデバイスに表示されますが、オリジナルバーションをいつでもダウンロードできます。「iCloudで写真と動画を共有し、最新の状態に保つ」を参照してください。
ファイル:書類、プレゼンテーション、その他のファイルをiCloud Driveに保存し、すべてのデバイスやWebでアクセスできます。ファイルはすべてのデバイスで最新の状態に保たれます。「iCloud Driveでファイルを最新の状態に保ち、共有する」を参照してください。
iPhone、iPad、iPod touchのバックアップ:iCloudバックアップを使用して、iPhone、iPad、iPod touchをiCloudに自動的にバックアップできます。デバイスを復元したり、新しいデバイスを設定する必要があった場合、バックアップを利用できます。「iCloudバックアップとは」を参照してください
自分のお気に入りのアプリでiCloudがどのように使用されるかの詳細は、「iCloudを使用するアプリと機能」を参照してください。