Macの位置情報へのアクセスを制御する
位置情報サービスをオンにすると、アプリおよびWebサイトでMacの現在地に基づく情報を収集および使用できます。Macでは、ローカルのWi-Fiネットワークの情報を使って位置が特定されます。位置情報サービスでは、個人を特定しない方法で情報が収集されます。
位置情報サービスをオフにする
Macでアップルメニュー >「システム設定」と選択して、サイドバーで「プライバシーとセキュリティ」 をクリックしてから、「位置情報サービス」をクリックします。(下にスクロールする必要がある場合があります。)
位置情報サービスをオフにします。
Macの位置情報サービスをオフにすると、正確な位置情報はAppleに送信されません。関連性のある検索候補を提示するために、Appleはあなたのインターネット回線のIPアドレスを使用して、地図上の区域と照合することにより、おおよその位置情報を推測する場合があります。
位置情報サービスをオフにしていても、他社製アプリケーションまたはWebサイトがほかの方法で現在地を特定する場合があります。ただし、安全上の目的のため、位置情報サービスをオンにしているかどうかにかかわらず、救助に役立つように緊急電話でお使いのMacの位置情報が使用される場合があります。
どのアプリとシステムサービスが位置情報サービスを使用できるかを指定する
Macでアップルメニュー >「システム設定」と選択して、サイドバーで「プライバシーとセキュリティ」 をクリックしてから、「位置情報サービス」をクリックします。 (下にスクロールする必要がある場合があります。)
リストで各アプリの位置情報サービスのオン/オフを切り替えます。
アプリの位置情報サービスをオフにした場合は、そのアプリで位置情報データを次回使用しようとしたときに、オンにし直すかどうかを求められます。
アプリのリストの下部までスクロールして「システムサービス」を表示してから、「詳細」ボタンをクリックして、自分の現在地を使用する特定のシステムサービスを確認します。
Siriからの提案とSafariの検索候補でのMacの位置情報の使用を許可するには、「候補と検索」をオンにします。
Macにユーザにとって重要な場所の情報を特定すること、およびマップ、カレンダー、リマインダーなどで便利な関連情報を提供することを許可するには、「利用頻度の高い場所」をオンにします。利用頻度の高い場所は暗号化されるため、Appleが読むことはできません。「詳細」をクリックし、特定されている場所のリストを表示します。リストの場所を選択して削除したり、 >「履歴を消去」とクリックしてすべての場所を削除したりすることができます。
macOS Ventura 13.3以降では、メニューバーの「コントロールセンター」アイコン の横の矢印 は、お使いのMacの現在の位置情報が使用されていることを示しています。位置情報を使用しているアプリを確認するには、 をクリックします。コントロールセンターを使用するを参照してください。
他社製アプリやWebサイトに現在地の情報の使用を許可する場合、収集されるすべての情報は各社の条件およびプライバシーポリシーに従って取り扱われます。各社での個人情報の取り扱いについて詳しく確認することをお勧めします。
「Siriからの提案」または「Safariの検索候補」を使用すると、SafariまたはSpotlightに検索クエリーを送信するときに、お使いのMacの位置情報がAppleに送信されます。このため、より適切な提案や検索候補が表示されるようになり、ほかのAppleの製品やサービスが改善されます。